EVERY LITTLE THING

深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

2011夏アニメ

今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?14

ピッコロさんの企画に参加させていただきます。 9月終了アニメは、以下の9作品です。私にしてはたくさん観ていると思います。興味を引く作品が多かったんですよね。<異国迷路のクロワーゼ> ストーリー:3 キャラクター性:4 画:4 演出:3 音楽:3 …

へうげもの 26−27話 感想

利休の変貌っぷりに驚かされました。何だか角がすっかり取れてしまった感じです。彼の場合、それがあきらめの境地を会得したと評されるのだから、やはりただ者ではないのかしらん。一方、これで助かったのが古織ですよね。一気に息を吹き返した感があります…

へうげもの 23−24話 感想

侘びの極意って会得するのが難しい。これこそ極意とばかりに妙な方向へ突っ走る古織や細川忠興たちに爆笑です。それを利休や幽斎がしっかりと彼らを正そうとする構図になっているのもいいなあ。なんだか元気で威勢のいい若者達と、わかっとらんなあと言いつ…

輪るピングドラム 11−12話 感想

少しずつ潮が引いてきて、散らばっている島々の繋がりが見えてきているみたいな感じでしょうか。それにしても12話に至ってもまだ核心部分を掴ませずに話を進められるのがすごい。未だ断片的にチラリチラリですから、普通ならイライラしそう。そうならない…

日常 26話 感想

アニメ「日常」のキャラの中では、ダントツでなのが好きです。それだけにこの最終回のお話は沁みました。なのはなのであることを受け入れるのは、憧れていた夢をあきらめることでもあったと思うからです。なのの涙って、うれしいけど何か泣けてくる、そうい…

ロウきゅーぶ! 12話 感想

硯谷女学園との試合は盛り上がりました。見ていてどんどん熱くなる展開の中、主題歌が流れてきて最高潮。残り時間1秒、紗季が逆転を賭けたシュートを放つ。果たしてボールの行方は・・・。「ロウきゅーぶ!」最終回、面白かったです。硯谷と慧心とではかな…

ロウきゅーぶ! 11話 感想

「あれっ、うまくいかなかった?、お色気作戦失敗かあ〜。」って頭に手をやる麻奈佳先輩。昴と葵をミストルームに閉じ込めて、何をどうやったらうまくいくと思ったのか、私には全くわかりません(笑)。「夢であってほしい・・・」と落ち込む昴ですが、女の…

日常 25話 感想

中村先生の東雲研究所訪問のお話は、その場の可笑しさとそれにまつわる回想が重なってきて面白さが倍増。さながら中村先生が6分間ナビゲートする「東雲研究所の回顧展」みたいでした。 「しまった!、いきなり偵察ロボに見つかってしまった。」 (いや、そ…

輪るピングドラム 10話 感想

いよいよ夏芽真砂子が本格始動です。しかしこのアニメに登場する女の子たちは一筋縄では行きませんね。彼女も御多分に洩れず、パッと見は行動的でクレバーな女性に見えるのに、何やら恋する乙女的な一面も持ち合わせているようです。彼女は冠葉のことが好き…

へうげもの 21−22話 感想

まさに古織の本領発揮で面白かったです。あの家康の恋心につけ込んでの金策。将軍の兵を買収して光成の検閲を掻い潜る。秋月の娘を手玉にとって連れ出し、さっさと秀吉に献上。楢柴の蓋が偽物と見破るも本物は懐に入れちゃう。そんな悪党っぷりを散々見せつ…

うさぎドロップ 11話 感想

大吉がカッコいい、りんちゃんが可愛い。ふたりを見ていると、子育てって案外いいかもという気持ちになってきますよね。まあ、私がこんなことを言うと誰かにどつかれそうですけど(汗)。このアニメって、親になることに対してちょっと不安な気持ちを持って…

ロウきゅーぶ! 10話 感想

やたら事務的な対応っぷりが強調されてる野火止初恵、昴たちに理解を示し何かと世話を焼く野火止麻奈佳、昴のロ◯コン疑惑に心配を募らせる葵、そうとは知らず智花と二人で星空を見上げている昴、髪の色だけじゃないかなり似た者どうしっぽい真帆と未有、そし…

日常 24話 感想

みおちゃん、オンパレードな回でしたね。「根拠はないけど、すこし先輩との距離が縮まったような気がする。」って、みおちゃんが感慨にひたることができました。思えば、第1話で「ばっ、ばかやろー」と言っていた頃からここまで来るのに24話ですから、そ…

輪るピングドラム 9話 感想

今回の「輪るピングドラム」はカッコいい。映像も音楽も台詞も、とにかく心地よくて快感です。陽毬がペンギン3号を追いかけてエレベータに飛び乗ったところから、陽毬が目を覚まして「全然覚えてないけど」までのところは、もう何回繰り返して見たことか。…

うさぎドロップ 10話 感想

「大丈夫」。りんちゃんを安心させるために、大吉を励ますために、コウキのお母さんはホントに何回もこの言葉を口にしたように思います。きっと彼女もそうやって困難を乗り切ってきたんじゃないかなあ。そういえば、後藤さんも正子も言葉の力をとても意識し…

神様のメモ帳 9話 感想

サブタイトルの元ネタは「江夏の21球」。山際淳司のノンフィクション「スローカーブを、もう一球」の中に収められている短編の題名ですね。1979年プロ野球日本シリーズ第7戦、ピッチャーの江夏が9回裏ノーアウト満塁のピンチを背負い、それを切り抜…

へうげもの 16−20話 感想

16話から20話までやっとこさ見ましたよ。しかし都合5話分の情報量は多いなあ。その間に時は流れ、左介は織部に、宗易は利休に名が変わりました。そして詫び数寄は世の流行となり、利休の思惑は着々と実現されていたわけですね。古織の問いに対する丿貫…

日常 23話 感想

今週も面白かったです。実はなのがゆっこより先に来ていて、すでに変なことをやってたというアバンから、ちょっといい感じな麻衣ちゃんのエピソードまで、なかなか粒ぞろいなお話がそろってました。その中でも気に入っているのは、やっぱりくさやジャムを味…

ロウきゅーぶ! 9話 感想

バスケ対決〜ではなく、なんとマラソン対決でした。ひなたは日頃の練習を通してしっかり体力をつけていたんだなあ。愛莉もビックリするくらい泳げるようになってました(笑)。今回のサブタイトルは「自由への併走」でした。元ネタは Lenny Kravitz の「自由…

輪るピングドラム 8話 感想

どんどんエスカレートしていく苹果の作戦。自分が桃果になれば家族をつなぎ止められる。そんな不確かなことを信じて多蕗の子を宿そうとする姿は、完全に常軌を逸しています。でも晶馬が言い放った言葉に、彼女はちょっと反応しましたよね。ここに至るまでの…

うさぎドロップ 9話 感想

ラストシーンが秀逸でした。コウキのお母さんの描写は素晴らしかったなあ。玄関からタクシーに乗り込むまでの間、彼女はもしかしたら離婚した夫のことを思い出していたのかもしれません。彼女は玄関を出て雨をちょっと見上げた後、フッとため息を一つつき、…

日常 22話 感想

今回も盛り沢山な内容で面白かったです。ジェントルマンや努力は必ず扉を開くの人の正体もわかり、いろいろと繋がりが見えてくるのも楽しい。そんなキャラたちが最近では勝手に動いてくれている感じですよね。単発ではよくわからなかったギャグやキャラのし…

ロウきゅーぶ! 8話 感想

葵は本当に昴のことをなんでもお見通しなんだ。たしかにバスケのことになると絶対に譲らない昴ですから、止めてと言われて素直に従うはずもありません。だったら昴が取り組んでいる課題の解決を手伝ってしまおうという北風と太陽の寓話みたいなお話でした。…

輪るピングドラム 7話 感想

今回は「オカルトサイコ娘」と呼ばれてしまう苹果ちゃん。もう、いろいろとアニメで良かったです(汗)。しかし、彼女はどんな状況になっても絶対にあきらめませんね。プロジェクトM(マタニティー大作戦!)を成功させるため、彼女はとうとう夜這いに打っ…

うさぎドロップ 8話 感想

このアニメの男性と女性の描き方は面白いです。男性はこだわりがなく合理的で要領がいい。逆に女性はこだわりが強くて不器用です。だから壁にぶつかった時、それを乗り越えたり自分を変えたりするのに苦労する。ああ、女性も男性のように生きられたらいいの…

うさぎドロップ 7話 感想

りんちゃんが家出するのかと思ってたら、春子が家出したんだ(笑)。ご近所でも案外と普通にありそうなお話でした。それゆえにこのお話を深刻に受け取るのか、このぐらいのことは誰でも多かれ少なかれ抱えてると思えるのか、見る人によって感じ方はそれぞれ…

輪るピングドラム 3−6話 感想

3話から6話まで観ましたよ。あんまりお話が進んでいるようには感じないけど、各話ごとに趣向を変えて見せてくれるので楽しめます。あと長いバンクシーンも毎回少しずつ違えてくるんですね。ペンギン帽をかぶった陽毬女王様がどんどん下品になっていくし(…

日常 21話 感想

みさと、ウェボシー、フェっちゃんのたわい無い恋バナが良かったですね。ホントなんてことない話をしているだけなんですけど、楽しい雰囲気が伝わってくるのがいいんです。へえって思ったのは19話でフェっちゃんぽかったフェっちゃんです。彼女、恋バナを…

ロウきゅーぶ! 4−7話 感想

4話から7話まで続けて見ましたが、どのお話も面白かったです。特に4話は、バスケの試合も智花のフリースローも最後に爽快感が味わえてなかなか好みなエピソードだったかな。でも6話や7話なんかを見てると、このアニメが本当に描きたいのは、昴から見た…

日常 17ー20話 感想

ずっと気になっていたことなんですが、みおちゃんの漫画はいつの間にか秘密ではなくなってましたね。彼女の転機は「また応募待ってます」という手紙だったようで、たしかに信頼できる人に認められると自信が湧いてきたりするものです。原稿を見たなのの反応…

FX