EVERY LITTLE THING

深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

2013秋アニメ

今期アニメ(2013年12月終了作品)の評価をしてみました。

2013年12月終了作品のうち、最終話まで見たのは以下の3作品だけでした。もう間があいてしまってるので、各作品のコメントは省略しました。 <京騒戯画> ストーリー:4 キャラクター性:4 画:4 演出:4 音楽:4 総合的な評価:4 合計:24 <…

境界の彼方 12話 感想

「つまらない大人になったらだめピョン。」と言う弥生。「誰も好きでなったわけじゃない。」と返す泉。冒頭の会話と「灰色の世界」というサブタイトルが最終話の行く末を示していました。大人の壁をひとつ飛び越えた後、秋人たちに見えたものは何なんだった…

<物語>シリーズ セカンドシーズン 24話 感想

貝木とガハラさんの会話はホント面白い。中年男性が女子高生相手に何やってんだ的なところはあるものの、実は貝木は子供相手に面倒くさいことを仕方なくやらされている風に見られることを意識しながら、なんだかんだと楽しんでるんじゃないでしょうか(笑)…

境界の彼方 11話 感想

「あなたが守り抜きたいものは何ですか?」って問いかけられてる気がします。それを見つけてそうする覚悟を決めた人は力強く生きていくことができる。そんな人を大人と呼ぶならば、秋人は大人への壁をひとつポーンと飛び越えていったんだと思います。その瞬…

境界の彼方 10話 感想

夢の世界と現実が交錯する中、栗山さんの不器用さと健気さがあまりに切ない。しかもみんなが何かしらの孤独感を内に秘めているので、悲しさがずっと画面を漂ってる。見ていて胸が苦しくなるんだけれど、ラストは希望を感じさせる作りになっていて、何だろ、…

京騒戯画 7話 感想

本人だけが知らないというのは、よくある話しですよね。本人を驚かせようと内緒で企画された誕生日パーティとか、芸能人が見事に騙されるドッキリ番組とか、本人以外の上司、部下、同僚のみんなが知ってる悲しい会社人事とか(汗)。 コトは一生懸命やってき…

境界の彼方 9話 感想

ラストの秋人と栗山さんのバトルは圧巻でした。栗山さんの本当の胸中はわかりません。でも、彼女が苦渋の決断をして秋人に刃を向けているのはわかります。そこには、彼女に対するどんな揶揄をも撥ね除けてしまう力強さがあって、それ故の悲しさと美しさを感…

京騒戯画 6話 感想

死んでいた子供を拾ってきて、蘇らせて自分の子供として育てた。上人と古都の間にどうして人間の子供ができたんだろうと思っていたので疑問は解けましたが、逆に上人にうす気味悪さを感じてしまいました。1話で町の人たちが「何かあったら困りま〜す。」と…

境界の彼方 8話 感想

凪が来て、妖夢がバタバタと倒されていく様は、彩華ねーさんが妖夢であることを考えると色々と思うところがありますね。やはりこの世は人間様が一番で、それ以外の生き物は人間にとって役に立つとか、おいしいとか、美しいとか、癒されるとか、そういう存在…

境界の彼方 7話 感想

内に籠ったような息苦しさと鈴の音が相俟って、桜が藁人形の糸を解く展開もあるんじゃないかと思っちゃいましたが、まあ気持ちの整理の仕方は人それぞれってことですよね。特に最後の桜のモノローグシーンはカットも音楽も雰囲気に満ちていて心に残りました…

京騒戯画 5話 感想

様々な登場人物の会話シーンがあったけど、どれも体温が伝わってくる描写になっていて、何か感動してしまいました。そんな場面を紡ぎながら、コトは明恵の思いを知り、明恵は上人が再び姿を見せることはないと確信したようです。 コトはものすごく感受性の鋭…

境界の彼方 6話 感想

面白かったです。たしかに面白かったんだけど、スッキリしない。何だかおかしな夢を見ているようなお話だったなあと感じるのは、決着のつかない中途半端な終わり方だったからでしょう。 今回のお話のラストは、果実型妖夢を退治して「やったぞ、万歳〜!」で…

境界の彼方 5話 感想

栗山さんから私に近づかないでくださいオーラがなくなって、貧乏でいつもおなかを空かせている女の子ネタが可愛らしくはまってきた気がします。彼女が吹っ切れたことで、それが美月を感化していく様子も見ていて柔らかな気持ちにさせられたし、エンディング…

京騒戯画 4話 感想

駄々っ子な八瀬が少しだけ大人になりました。「もしかしたら鞍馬の言うとおりかもしれないわ。」と思えたのでしょう。鞍馬のカップは先取りした未来の思い出の品のように思えます。 頑な態度を通し続ける鞍馬。被害を最小限にとどめ、負けるケンカはしないと…

COPPELION 4話 感想

アニメ「COPPELION」の好きなところを三つ挙げると、まず昔の少年漫画のノリを今風の絵柄で楽しめる、次に節目のカットや台詞が決まってる、そして絵がきれい・・・かな。 「だから別に、悲しくありません!」 次回も楽しみです。

京騒戯画 3話 感想

鞍馬が客人としてコトを茶席で持て成していたのが印象的。ちょっとコトに意地悪してみたというか、試してみたのかもしれないけれど、ここは素直に「直心の交」を求めたんだと思います。コトもちょこんと正座して、それになんだかんだと応じてるのが面白いで…

境界の彼方 4話 感想

秋人が抱える苦悩や周囲の人物との関係が、栗山さんの視点で明らかになっていきました。よくできた種明かし回だったんじゃないでしょうか。 秋人にはちょっと驚かされました。単に可愛い子を助けるおせっかいな男子なんだろうなと思っていたのですが、彼が内…

COPPELION 3話 感想

自分のアイデンティティーにこだわる荊ちゃん。見た目が普通の女子高生なのですぐに忘れちゃうんだけど、彼女は科学技術の力で人工的に作り出された人間だったんですよね。額にごついゴーグルでも付けていればわかりやすいのに(笑)。 彼女はどうやって生ま…

京騒戯画 2話 感想

まだよくわからないことが多いけれど、雰囲気だけでも十分に楽しめるなあ。コトが本当に可愛いし、「やってきたのは妹」というサブタイトルの意味が何となくわかってくるのも面白いです。 夕日の丘の上でのコトと稲荷のシーンが素敵でした。 「わたし、ママ…

境界の彼方 3話 感想

秋人とカップ麺をすすってた栗山さんとの会話が面白かったです。一万円札を渡そうとする秋人、受け取ってしまった栗山さん、お互いをよく知らない男女を結びつけるものはやっぱりお金なんですね(笑)。でも、この場面、ちょっと考えさせられるなあ。 秋人は…

境界の彼方 1−2話 感想

ベタな掛け合いが案外と面白いです。アクションシーンも目紛しい動きでスゴいけど、キャラたちが何かぺちゃくちゃとやってるのを見てる方が楽しめるなあ。間が良いのか、たわいのないギャグもけっこう活きてる感じがします。 こんな感じの栗山さんってウザい…

京騒戯画 1話 感想

もう少しだけ、あと少しだけ、なんて思っていても、終わりは容赦なくやってきます。気掛かりなことは早めに済ましておくのがいいんですが、それが愛する家族の下を去ることとなればなかなか思い切ることはできません。そこで下した決断は、夫婦そろって解決…

COPPELION 1−2話 感想

初めて現場に投入された子たちなのでしょうか。のっけから容赦ない洗礼の数々。救助するのが仕事だと教えられてきたのに、助けたら叱られ、さらには救助活動そのものを拒まれちゃうなんて。こんな目に遭ったら「どないせいっちゅーねん!」と悪態をつきたく…

2013年秋の新作アニメはどうでしょね?

2013年秋アニメがスタートしますね。 夏は面白そうな作品が目白押しで片っ端から見始めたんですが、余りの多さに時間は当然足らず、最終的に残ったのは「有頂天家族」「サーバント×サービス」「ステラ女学院高等科C3部」と前クールからの続きの「宇宙戦…

進撃の巨人 23話 感想

自分の心の弱さを負い目として引きずり続けているアニ・レオンハート。それを巧みに利用しながら彼女を追いつめていくアルミン・アルレルト。自分の生き方は、自分でしか守れない。そんなことを考えさせられる心理描写が見事でした。 もしアニが幼少時から所…

進撃の巨人 22話 感想

エレンの回想シーンがとても印象的でした。気を失ったまま馬車で運ばれるエレンは夢を見ます。第1話のキース団長が率いる調査兵団が帰投してきた場面です。傍らで憔悴した隊員に心ない言葉を投げつける男がいます。そう、あのときのエレンはその男の頭をポ…

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