君に届け 3話 感想
授業中に風早くんからのプチメモ(デートのお誘い)を真田くんの机にまわしてしまう爽子さん。瞬間にヤバいと取り戻す風早くん。「矢野さんのほうだったんだあ〜。」と爽子さん。「く、ろ、ぬ、ま。」と指差す風早くん。そこまでせんと気づかんのかあ〜と私。もう最高に楽しいです。
こんな楽しいズレっぷりが1話からずっと続いています。普通なら厭味になってきたりすることがあるけど、素直に楽しめるんですよね。これはたぶん、それを爽子さんのモノローグで聞かされているのが大きいと感じています。爽子さんのモノローグって、ただひたすら純粋で一途な感情ですから受け入れやすいんじゃないかな。
さて爽子さんは、1、2、3話でホップ、ステップ、ジャンプと順調に周囲との関わりを改善してきましたが、着地先は平坦ではないようです。白い私は爽子さんを全面的に応援していますが、黒い私もいて、これは面白くなってきたぞとほくそ笑んでいます。
ラストの場面、少年院だの百人斬りだのは根も葉もない噂かもしれませんが、表面的には如何にもな雰囲気もある吉田さんと矢野さんです(このあたりから手をつけてくれたことを黒い私は喜んでいます)。「貞子・・」と漏らされた言葉に策略めいたものをちらつかせておいて、3話終了ですね。
次回が楽しみです。