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君に届け 11話 感想

私にとっては、8話から跳んで跳んでの11話です。なんか胡桃と爽子、二人で話す仲になったんだと思ったら、ちゃんとバトルは勃発していたんですね。

予想通り、胡桃の経験に裏打ちされた計算尽くの攻撃が繰り出されていますが、どうもかつて異次元の世界にいた爽子には効果がないみたいです。その苛立ちを隠しきれず爽子に気持ちをぶちまける胡桃が何ともかわいらしいです。

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そう見えてしまうのは、爽子の「人気者って、大変だったんだな。そして私は、陰気者で得をしていたのか。」という受けがあってこそですね。そして、胡桃にとっては本音を遠慮なく言える初めての同級生だったりしたのかもしれません。

結局はこのバトル、爽子が風早くんへの気持ちをちゃんと自覚したときに勝負あったになるんでしょう。攻めあぐねていた胡桃は、アヤを求めて真田作戦に出たみたいですが、これは爽子の自覚を助けることになりかねず敗着の一手を指したように思います。

ところで、矢野ちんがいい仕事してますね。ちゃんと爽子が「大人への階段」を自らのぼっていけるように下支えしている姿に年季を感じます。

次回も、楽しみですね。

FX