閃光のナイトレイド 13話 感想

はったりをきかせつつ際どい道を渡りきろうとする高千穂勲の姿は、同じように先を急いでいた西尾の姿と重なってきて不穏な感じがしていましたが、やはり殺されてしまいましたか・・・。

結局、未来を見据えて時代を切り開いて来こうと必死に生きる人々は、波立つ水面ではるか遠くの目標に向かって泳いでいるだけなのかもしれません。 時代の潮流はそんな水面のことはおかまいなしに、大きくうねりながら流れていく。 

遠かった目標に泳ぎつく人もいるかもしれませんが、やっぱり流されているんですよね。辿り着いた先は、思っていたところと周囲の様子は違っているのでしょう。

逆に時代に翻弄されているように見えた風蘭が、潮流の行く末を的確に感じ取っていたのが面白い。潮目を肌で感じている彼女だからこそ、泥臭く生き残っていくのかな。

なんだかんだで好きなアニメでしたね。キャラでは雪菜と桜井がお気に入りでした。次のアニメノチカラも期待しています。