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とある科学の超電磁砲 22話 感想

木山春生、再び参戦。そしてあの時と同じく、彼女の前には立ちはだかる壁があるようです。彼女は同じ過ちを繰り返すのか。ラストの美琴と木山の衝突は見応えがありました。

レベルアッパーのエピソードを振り返ると私は14話の後日談が印象に残っています。佐天さんたちに希望を持たせるお話でしたが、限界を超えるためには何が必要かという点で重要な回だったと思うのです。このときに描かれたことは、「自分の持っている力を信じて、投げ出さず、自己を見つめ直して気づくこと。」と私は解釈しています。

今回の木山は、あの時と同じように限界を超えられずにいました。そしてファーストサンプルデータが見つからなかったら、子供達を覚醒させるつもりだったようです。それは結果的に投げ出しで、あのときの繰り返しです。しかし美琴の最後の言葉が、木山に届いたようです。

膝をついた木山の姿は、打ち拉がれたようにも見えました。でも彼女は美琴に気づかせられたのだと信じます。優秀な研究者だけどフロントランナーではないところ、そして子供達を救うという使命感を持ち限界を超えようと泥臭くがんばる姿に、私は肩入れしてるのでしょうね。

逆に、肩入れしているからこそ、子供達を救えるのは木山しかいないと言い切りたい。彼女は本当に優秀であり周囲の力をもっと借りれば必ず道は開けると思うのです。彼女は限界を超えられるはず。がんばれ木山春生、そして彼女を助けてやってね、美琴さん。

次回がとても楽しみです。

FX