関わるとろくなことにならないってわかってるけど、放っておくと好き勝手やられてしまって我慢ならない。そんな電波さんたちが全開でした。
そういう意味では、常識を突き抜けた笑いが帰ってきた感じがします。アマゾネスの女子高生っぷりも、天狗たちの淡白な身元確認も、隊長が信じ込んでいるニノさんの鼻ちょうちんと髪の毛アンテナとの会話も、シュールさ満点でやっぱり笑ってしまいます。
でも、これはこれで十分面白いんだけど、このアニメが本領を発揮していないという思いも若干あるんですよ。1期の頃にあった電波さんたちに漂う意味ありげな過去の境遇とか、観ている人の固定観念を揺さぶる台詞とか、リクとニノさんや父親との心の交流みたいな、そんなちょっとした味わいが薄まっているからかもしれません。こうしたところは今後も期待したいですね。
とりあえずは十分に笑わせてもらっているし、次回も楽しみにしています。