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みつどもえ 増量中! 7話 感想

今週も面白かったです。でも正直なところ初見のときはイマイチで、繰り返して何回か見てるといつの間にかめちゃくちゃ面白くなってるという感じでした。

この理由はうまく説明できないけど、たぶんキャラに目線がいくと面白いお話なのに、初見ではどうしてもお話のスジを追って見てしまうからでしょうか。2回目以降では話のスジがあらかじめ頭に入ってるので、自然とキャラに目線が集中するようになって一気に面白くなるのかも。

自分でもよくわかってないからうまく説明できないけど、例えば2つめの宮下とひとはのエピソードだとこんな感じ。

最初のシーンで、ひとはがみっちゃんと千葉氏が黒板を写し終えるのを待ってるところに、ひとはが手が届かなくて困ってると思い込んだ宮下がサッと黒板の字を消しちゃう。しかもそれが何気にひとはのせいにされてしまう。

私はこのやり取りを普通に面白いって思うので、この後のお話のスジに期待してしまう。でもこの後は机の下にもぐったひとはと宮下の掛け合いがあるだけなんであれれってなるんです。

このエピソードって、普段は真っ当なツッコミを入れてる宮下がひとはのことになると周囲がまるっきり見えなくなって変なことをしだす姿とそんな宮下を鬱陶しがってるひとはを素直に楽しめばいいだけなんですよね。

それが最初のとっかかりを間違えると短い話なんで修正できないまま初見は終わっちゃう。だから初見はイマイチだと思ってしまう。でも2回目視聴以降は面白いんですよね。

何かつまんない話を書いてるな。ただ深夜まで起きていてテレビ放映の一回だけを楽しむ人の中には、勿体無いことになる人もいるんじゃないかと思うんですよ。なので「みつどもえ」はぜひ録画しておくことをオススメしたいのです。イマイチだったらもう一回観てみてください(笑)。

つまらん話ついでにもう少し書くと、先週は初見から爆笑だったんですよね。このときはたしかに今週とはお話の作りがちょっと違いました。

例えば雪合戦のエピソードなんかは、おしっこがついた雪玉を当てられるのは嫌だという可笑しさが最初から最後まであって、キャラの面白さや変態度は若干抑えた感じでした。こちらの方が観やすいですけど、キャラの深みは出しにくいので「みつどもえ」らしさは減ってしまいます。痛し痒しですよね。

さて来週の「みつどもえ」はいよいよ最終回。どんなお話で締めてくれるんでしょうか。とても楽しみですよね。

FX