あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 9話 感想
めんまのお母さんにとって、めんまの日記はあの日から時間が止まっていることの象徴だったと思います。日記をぽっぽたちに渡したのは、そんな気持ちをわかってほしかっただけなのでしょうが、これがめんまの存在の証明につながったことで超平和バスターズの面々はギリリとあの日に引き戻されました。
ゆきあつ、あなる、つるこ、ぽっぽ。それぞれがあの日に対して何年もかけてそれなりに気持ちの整理をつけていたはずなのに、再び蒸し返されてしまってその思いはバラバラです。それにじんたんもめんまに消えてほしくないという気持ちを自覚したようで、もはやゆきあつの言うとおりロケット花火を飛ばしてめんまに成仏してもらうしかないかもしれません。
ただそれではめんまが現れた意味がないので、「因果はすべて私が受け止める。」とめんまの存在は概念になって、みんなの記憶から消えてしまうくらいの超展開が必要かも。めんまは何にも悪いことなんかしていないけれど、もしそんな選択肢を示されたらそれを選んでしまう可能性はありそうな気がします。
いずれにしても、また何か新しい出来事が起こるのでしょうね。そういう点では、次回も楽しみではあります。