EVERY LITTLE THING

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謎の彼女X 1−2話 感想

卜部さん、まさに謎の彼女です(笑)。いやいや、笑ってはいけない。不思議なヨダレもパンツにしのばせたハサミも、彼女にしてみればいたって普通のことなんでしょう。でもなあ、自分のことを「私はそういう人だから。」という一言で完結させてしまう姿は、ある意味羨ましく思えるし、悲しくも見えます。

一方、椿くんはそんな彼女を文字通り彼女にしたのですが、男の子の方が恋愛チックな憧れを抱いているのも面白いです。いやあ、わかります、わかりますよ、その気持ち。ところが、彼女はキスどころか手もつないでくれない。あれ?、オレなんか順番間違ってるのかなあって(笑)。

ふたりの日課は、卜部さんが自分のヨダレを椿くんに舐めさせること。彼女にしてみれば、これが挨拶よりも手をつなぐよりも優先順位が先になってたんだから、椿くんが戸惑ってるのも無理はありません。当の彼女は椿くんのヨダレを舐めると彼の考えてることがわかるみたいだし、自分の感情もヨダレを通して彼に伝えることができるみたい。彼女にとって、それはコミュニケーションツールのひとつなんでしょうね。

しかしまあ、よくこんなシチュエーションを考えだしたものです。思春期の男女が鼻血を出し合うくらいお互いに興味津々なのは当たり前。初めて異性とつき合った男女というだけでも十分にお話が成り立つと思うのですが、それを普通に描かず、逆にドン引きされかねないヨダレを出してくるというのは、それなりの需要があるんでしょうか?(笑)。

ともあれこのアニメ、椿くんが彼女に対して「この女、変態だあ」などと拒否感を抱いたりしないし、クラスメートが変な彼女を仲間はずれにしたりイジメの標的にするような雰囲気もないので、安心して見れそう。これからふたりを通してどんなお話が展開されていくのかわかりませんが、とりあえず感想を書いていこうかな。

次回も楽しみです。

FX