ヨルムンガンド ９−１０話 感想

面白かったです。なかなか痛快なお話でした。こんな風にうまくいったのは、ココが状況に応じて思い切った決断をしたからですよね。その分、スリリングな空中戦を味わうことになりましたが、彼らはこういうの慣れっこみたいです。何気に後片付け担当も決まってるみたいですし（笑）。

ところで、ココが空港でわざとバルドラを逃がしたことをヨナ以外は知らないんでしょうね。もしその事実を知ったら、ココの部隊のメンバーはともかく、医師団の中にはその判断に不平を述べる者がいたでしょう。こうやって、人は知らないうちに誰かの手駒として使われてる。そうとは知らず、その誰かに心から感謝してお礼を言ってたりしてるわけです。

立場は違えど、それはココも同じこと。でもココは自分が大きなシナリオの駒であることに気づくと、自分は駒としてベストな働きをすべきと考える。そのためには躊躇なく医師団を手駒に使うし、自分の部隊には目一杯働いてもらう。ココはそれを当然と思っていて、それがうまくいくから彼女の魅力になってますよね。

次回も本当に楽しみです。