読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

EVERY LITTLE THING

深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

「話数単位で選ぶ、2012年TVアニメ10選」

話数単位で選ぶ、TVアニメ10選」

今年も選んでみましたよ。

・ガールズ&パンツァー 6話 「一回戦、白熱してます!」
じょしらく      2話 「楽屋の富/三塔起請/風邪娘」
人類は衰退しました 12話 「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」
・戦国コレクション  18話 「Four Leaves」
・TARITARI   5話 「捨てたり 捨てられなかったり」
ちはやふる     20話 「くもゐにまがふおきつしらなみ」
・謎の彼女X      9話 「謎のなんだかちょっと」
偽物語        7話 「かれんビー 其ノ漆」
へうげもの     39話 「わびスキーが、お好きでしょ。」
・ヨルムンガンド   15話 「Dance with Undershaft phase.2」

ルール
・2012年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品から選べるのは1話のみ。
・順位はつけない。


<各話コメント>

ガールズ&パンツァー 6話 「一回戦、白熱してます!」

 脚本/吉田玲子 絵コンテ/小林敦 演出/小林敦
 作画監督/山口飛鳥 メカ作画監督/須藤晋

毎回、戦車道の試合が面白いんですよね。この6話では、悪態をつきながら逃げるアリサちゃんが追いかけっこを盛り上げます。追いつ追われつの壮絶な撃ち合い、手に汗握る華さんとナオミの砲手対決など見どころ満載です。そして機微をうがった何気ない台詞が、私を泣かせるんです。


じょしらく 2話 「楽屋の富/三塔起請/風邪娘」

 脚本/横手美智子 絵コンテ/湖山禎崇 演出/湖山禎崇
 作画監督/舘崎大、藤部生馬、佐藤育子、直谷たかし、橋口隼人
 総作画監督/大木良一

今年いちばん楽しませてもらった作品です。この2話では、まだおとなしく楽屋でネタをやってますね(笑)。後半になると楽屋では無理だろって話が多くなってきて、それはそれで面白いけど、全13話を見た後にもう一度見直すと、やっぱりこの2話がバランスがよくていいなと思います。


人類は衰退しました 12話 「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」

 脚本/上江洲誠 絵コンテ/小林孝志 演出/小林孝志
 作画監督/宇佐美皓一、山田有慶

1〜2話ではどこかしら熟れた感じだった「わたし」。そんな彼女の心の扉をひとつずつ開けていくと、社会人デビュー後に失敗をしてきた姿や、ボッチだった彼女が自分の居場所を見つけていった姿がありました。この12話は、そんなお話をドラマチックに締めてくれたと思います。


戦国コレクション 18話 「Four Leaves」

 脚本/待田堂子 絵コンテ/後藤圭二 演出/三上喜子
 作画監督/中村深雪

今年いちばんの珠玉の小品です。油絵のような背景が本当に美しい。BGMが最初から最後まで一切ない静かな物語。ラストシーンでクローズアップされる四葉と数秒の間が何とも言えない余韻を残します。まさかこんなお話が飛び出してくるなんてね。「戦コレ」は侮れないと言うか、ホントやりたい放題ですよね(笑)。


TARI TARI 5話 「捨てたり 捨てられなかったり」

 脚本/橋本昌和、佐藤梨香 絵コンテ/浅井義之 演出/浅井義之
 作画監督/吉田優子

次々と挿入される和奏の回想シーンが印象的です。こぼれたコーヒーが重なって現実から回想シーンへ。後ろ手で閉めた扉が重なって回想シーンから現実へ。そんな場面をひとつひとつ綴りながら彼女の心情が表現されていきます。言えなかった言葉・・もう一緒に歌えない・・泣けます。


ちはやふる 20話 「くもゐにまがふおきつしらなみ」

 脚本/鈴木智 絵コンテ/山内重保 演出/いしづかあつこ
 作画監督/金錦樹、小松麻美

太一が新と再会。その複雑な思いを受け止めて「俺は、A級になるより、逃げないヤツになりたい。」と言い切った姿に感動。吉野会大会を軸に主要キャストが勢揃いするも、ひとりもおざなりにしない構成が見事。そして心に残る台詞がたくさん生み出された驚異の20話でした。


謎の彼女X 9話 「謎のなんだかちょっと」

 脚本/赤尾でこ 絵コンテ/山内重保 演出/山内重保
 作画監督/羽山淳一

最高です。とにかく卜部さんの魅力が炸裂していて、それをただ満喫すればいい。この作品の作り手は、卜部さんに何をさせたら視聴者が満足するのか、ホントによくわかってくれています。ああ、ラストでパンツはさみを発動した卜部さん、ホントすごく怒ってましたよね(笑)。


偽物語 7話 「かれんビー 其ノ漆」

 脚本/木澤行人 絵コンテ/佐々木満 演出/龍輪直征
 作画監督/松本元気、茂木琢次、前田達之

貝木とガハラさんの対決。最初は大人にいいようにされた子供が仕返しに行くお話かと思って見てたら、まさかの展開にビックリです。けじめをつけるって、そう言う意味だったとは。そして化物語のときもそうでしたけど、彼女のエピソードはオチが美しいし、きれいな余韻が残りますね。


へうげもの 39話 「わびスキーが、お好きでしょ。」

 脚本/川崎ヒロユキ 絵コンテ/澤井幸次 演出/澤井幸次
 作画監督/佐々木睦美 総作画監督/津幡佳明

「座り位置が悪い。」「さぁら壁ぇ〜。」となかなか腹を切らない利休。その姿を見て思わず笑い出す古織。「それがあなたなのです。お忘れなきよう。」という言葉は、利休から古織へのエールですよね。もう本当に泣けます。まさに一期一会。見事な末期の茶席でありました。


ヨルムンガンド 15話 「Dance with Undershaft phase.2」

 脚本/黒田洋介 絵コンテ/元永慶太郎 演出/元永慶太郎
 作画監督/池上太郎

アールとヘックス。ココに対して二人が抱いていた思いは、情でもなければ、私怨でもなかった。そんな思いより彼らを強く動かしていたのは、もっと大きな視点からの価値観であり大義であったというのがすばらしい。


今年もいいお話が多すぎて、楽しかったけど絞り込むのがとても大変でした。さて、来年はどんなアニメに出会えるのでしょうか。楽しみですね。

FX