駄々っ子な八瀬が少しだけ大人になりました。「もしかしたら鞍馬の言うとおりかもしれないわ。」と思えたのでしょう。鞍馬のカップは先取りした未来の思い出の品のように思えます。
頑な態度を通し続ける鞍馬。被害を最小限にとどめ、負けるケンカはしないとばかりに自分のカップを駅流しへ放り投げちゃう。彼がどこまで計算していたのかはわかりませんが、最終的に自分は頭を下げることなく八瀬に礼を言わせたわけで、これはもう彼にとって申し分のない結果でした。
一生懸命頑張ってくれたコトに母の面影を見ることができた八瀬。こうして長らく加わることがなかった母との思い出の品として、鞍馬のカップが加わりました。でもこれが本当の思い出の品になるのは、お母さんが本当に帰ってきたときですよね。
さて鞍馬は何やら計画を進めているし、八瀬も先取りした思い出を実現すべく動き出すのかな。そして次は三男坊のお話ですか。
次回も本当に楽しみです。