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EVERY LITTLE THING

深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

境界の彼方 10話 感想

夢の世界と現実が交錯する中、栗山さんの不器用さと健気さがあまりに切ない。しかもみんなが何かしらの孤独感を内に秘めているので、悲しさがずっと画面を漂ってる。見ていて胸が苦しくなるんだけれど、ラストは希望を感じさせる作りになっていて、何だろ、とにかくスゴいぞ!!

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向日葵畑のふたり。「夢だからできると思ったけど・・・」って、栗山さんが言うんです。もうすでに、栗山さんにとっては夢の世界が現実になってるんだよなあ。夕暮れ、枯れた向日葵、背伸びする女の子。美しく切ない場面でした。

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どうしても秋人を助けたいがため、自分を犠牲にする道を選ぶ栗山さん。そんな栗山さんの思いを抱いたまま秋人は生き続けるのでしょうか。もうこんな思いはしたくないと目を背ける美月。大義のために栗山さんを利用する泉。どうしようもない現実を受け入れるために、みんな孤独じゃなきゃいけなんでしょうか。でも、ラストに希望が芽吹いている気がします。

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「秋人くんはあなたに生きてほしいのよ。」と泉は最後に言いました。彼女の目的遂行のためには必要なかったはずです。それを口にしてしまう彼女に心の揺らぎが見て取れます。彼女は名瀬家を取り仕切る立場上、孤独な立場で冷徹に決断を下してきたのでしょう。そんな彼女に何かが変わる予感を感じます。

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そして、窓の外を見つめる秋人。その視線の先には、境界の彼方の中心を目指す栗山さんが見ている空と同じ歪んだ空が見えています。この空の彼方は、この先に訪れる不穏さを示してるんでしょうか。それだけじゃない気がします。アバンと繋げられたOP曲の歌詞を思い出したからです。希望が彼方で待ってる、そうだよ、行くよ!

次回も本当に楽しみです。

FX