EVERY LITTLE THING

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ノラガミ 7話 感想

都合のいい女というのは、自分の神器にはさせられないような仕事を請け負ってくれる神器ってことだったんですね。その仕事に一度手を染めてしまったら容易に拭い去ることができず、気づいた時は奈落の底に落ちていた。野良が纏う暗闇はそういうものなのかな。

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たぶんそれは夜トも同じなのでしょう。でも夜トは雪音を自分の神器とすることで何とか奈落の底から這い上がろうとしてる。その足を引っ張ろうとする野良は、夜トにとってはやっかいな神器(というか女)。可愛い顔にうっかり絆されそうになるけれど、夜トだけならともかく雪音にまで手を出してくるのってかなり陰湿です。

夜トは野良の差し出す手をきっぱりと断わったけど、その思いは野良に伝わったでしょうか。野良は振られた手を寂しげに眺めていました。たぶん彼女もわかってるんでしょう。今のままではダメだと・・・。

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ところで思いを伝えるということでは、ひよりも頑張っていました。自分の頬をパンパンと張ってから意を決してかけた言葉、夜トに届いたんでしょうか。残念ながらこちらは届いていないっぽい気がします。

今の夜トは間違いなく自分の命をかけていますよね。雪音を捨てるなんてことは考えてもいないはずです。ひよりが思い詰めてるのはわかるけど、こいつ何か勘違いしてるなって感じだったんじゃないでしょうか。

何とも男と女の付き合いの深さの差がそのまま出たみたいになって、小さな胸を痛めているひよりちゃんがちょっと可哀想でした。夜トさん、こういうところ鈍感すぎ(笑)。

次回も楽しみです。

FX