君に届け ２話 感想

爽子さんの席の回りに風早くん、矢野さん、吉田さんが座っていく場面はなんかドラマチックでよかったですね。そしてクッキーをみんなに「おいしい」って食べてもらえた爽子さんを見ていたら、あやうく涙がこぼれそうになってしまいました。

みんな、何かしら爽子の純粋さやがんばりに共感してしまうような経験を過去にしていたり、現在の境遇がそうであったりするのでしょうか。特に矢野さんなんかは、私好みの鬱展開な話を持っているように思えて期待してしまいます。

でもそういう観点で一番気になるのは、やっぱり風早くんですね。私には今のところ風早くんが、爽子さんの白馬の王子様にしか見えないので。魔法も超能力もない、異次元の世界でもない、普通の高校生活の登場人物としてはあまりにファンタジーさ溢れる人物で、これが少女コミックのお約束キャラなら（すごい偏見だ）ちょっと私はついていけないかも。

私的には、爽子に一目惚れの王子様だけでない現実味のある風早くんの姿がもう少し垣間見れると安心できるのですけど。

爽子さんについては、これはもう見守りますよ。私も吉田さんとおんなじなんです。健気な子に弱くて、がんばれって感じです。

お話の方は、いやでも気になる女子が登場して関わりを予感させます。周囲が望む方向に変わってきた爽子さんに波乱をもたらすか、次回も楽しみです。