とある科学の超電磁砲 8話 感想
レベルアッパーって、特別な訓練など必要とせず能力の向上が図れるものなんですよね。なにか薬の服用とか、それとも催眠や暗示みたいなことなのでしょうか。それを使ったと思われる人たちが、意識不明状態に陥っているようなので、リスクの高い代物のように思います。
使う側の意識は、やっぱりスポーツ選手がドーピングする感覚なのでしょうか、それとも興味本位でドラッグに手を出す感覚なのでしょうか。
こうした需要があれば、当然供給する側もいるはず。そうした人たちは、金儲け目的なのでしょうか、それとも研究などの実験目的なんて線もあるのでしょうか。
こういったお話に踏み込むなら、そもそも能力の向上をナゼ目指すのか、レベルアッパーはナゼ使ったらいけないの?、ということをこのアニメで提示しないと、お話自体に強さがなくなってしまうと思います。
今のところ、佐天と初春の会話から感じるのは、能力レベルを向上するためのモチベーションの希薄さです。そしてレベルアッパーに手を出すことは狡いことと思っているようです。この二人が、これからのお話の展開にしたがってどのような考えに至っていくのか、楽しみです。
佐天は、未だ学園都市で自分の居場所を見つけられないようです。それ故にレベルアッパーに手を出してしまいそうですね。それに対して、初春、黒子、美琴はどう関わっていくのでしょうか。今までのお話とは違う骨太なところを、このアニメらしく見せてもらえそうで期待してしまいます。