君に届け 7話 感想
土曜の夜の爽子たち、とても楽しそうでした。卒業アルバムを見たりするのも定番ですよね。好きな子の名前を言い合ったり、電話して呼び出したりもそう、なんか懐かしかったです(何気に過去形ですけど)。
今回、みんなの新たな人となりも垣間見ることができたのですが、それぞれの描写の仕方が丁寧だなと思いました。それぞれの表情はもとより、爽子、吉田、矢野の座り方とか、矢野が携帯に出た時に口調が変わったりするところや、そのときに髪をいじってたりと、いちいちそれらしい感じがして細かいですよね。
そして私的には、矢野さんがオーダーどおりな感じだったのでよかったですよ。恋愛に関してはみんなより大人と自負しているところや、風早の前に爽子を座らせて風早をおちょくる姿とかね。爽子の風早への気持ちに気づいて突っ込もうとする吉田を制止するところなんかは、爽子への思いやりなのか、自分がゆっくり見守って楽しもうと思ったのかわかりませんがツボでした。
さらに気になるのが矢野とピンとの絡みです。今までがそうだったのに、今回ピン乱入時の相手が吉田だったので、あれっ?と思ったくらいです。でもやっぱり最後は一緒に帰っていきました。
帰り際のピンの後ろ姿や矢野と合わせたピンの足の踏み出し方なんて、不自然きわまりない感じがして、この二人の間には絶対何か起きますよね。
席替えのエピソードの時に、爽子の姿を離れた席から見つめていた矢野の脳裏に浮かんでいたのはいったい何なのだろう?、と興味を抱いて以来、私にとって矢野ちんは影の主人公みたいなものなので、目が離せません。
次回も楽しみです。