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ジョージ秋山「灰になる少年」

アニメの話じゃありません。漫画の話です。「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」1話の感想書いたら、思い出してしまった漫画があるんですよ。この手の話を見聞きするといつも思い出します。それがジョージ秋山「灰になる少年」(←リンク)です。もはやトラウマですね。

私が小学生の頃、少年ジャンプに連載されていたのですが、とにかく怖かったのを覚えています。さっき読み返してみたんですけど、こりゃ怖かったはずだわ。極めて上質な推理・サスペンス・ホラー(と言ってみる)じゃないですか。しかも主人公の少年の視点でお話が進んでいくので、当時に感情移入もしやすかったのかも。「この場面、覚えてる!」というのが、何カ所もあったのが驚きです。

お話の一つの柱として取り扱われた社会問題は時代を感じさせますが、つい最近某化学会社の分社化が話題になってましたから、当時の世相として簡単に流してしまえない気がします。これには、ちょっとした巡り合わせを感じてしまいました。

ジョージ秋山といえば、「浮浪雲」とか「アシュラ」など代表的な作品がたくさんありますが、「灰になる少年」も間違いなく傑作です。興味ある方は、ぜひ読んでみてください。

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