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とある科学の超電磁砲 21話 感想

新人デカコンビの衝突再び。5話でしたっけ、まだ小学生だった黒子と初春は「自分の信じた正義は決して曲げない。」「二人で一緒に一人前のジャッジメントになろう。」と約束したのでした。その二人が中学生になって、とある車上荒らし対応で衝突するのですが、その約束に至った経緯を思い出して仲直りする。好きなエピソードだったので結構憶えています。

今回の衝突は、初春のルームメイトが関わっているのでちょっと厄介になっています。さらに初春は、春上さんから「自分を変えたい。友達を捜している。」ということを最初に聞かされてます。自分がジャッジメントを志した時と重なって、思い入れもより強くなってますよね。ちょっと頑すぎるように思える彼女ですが、ポルターガイスト事件の全容が見えてきたときに、どう考え、行動するのか。彼女は何か大切なことを学ぶような気がします。

一方の黒子は、やっぱり独断専行で結構きわどいこともやって調査を進めています。初春と立場も違うので、かなり客感的に冷静に周囲を見ることができています。ちょっと私が見ても怪しげなところがあるクリスティーナにも警戒しているところがあるんじゃないでしょうか。ゴルゴ13ばりに壁に背を向けて立っているのが面白い。そしてやっぱり初春とどうやって仲直りするのかも気になります。

そんな風に初春と黒子に注目してしまうお話でしたが、やっぱり美琴ですよ。5話のときの美琴の出番はレールガン一発のワンシーンでしたが、抜群のインパクトがありました。そして、黒子に初春と仲直りするように背中を押したのも美琴でした。でもそれは脇役でしたもんね。今回のエピソードでは、ぜひとも主役ならでは活躍を期待しています。そして、今まで美琴だけが読み取りにくかったと思うんですけど、繊細な心理面の描写も見たいです。レベルアッパーのときは、美琴の心理にスッキリ感がなかったと思うのでね。

なんか期待感ばかり膨らみますね。次回も大いに楽しみです。

FX