君に届け 22話 感想
爽子がクリスマス会に行けない理由は、おとーさんが家で祝うクリスマスを楽しみにしているからでした。いつの頃か、その関係は逆転してしまってたんですね。高校生の爽子にとって、もはや親孝行イベントと化している行事に、おとーさんは全く気づいていないところが可笑しいというか情けないというか・・・。
でも振り返ってみれば、私にも思い当たる節があるかも。そうそう、あれがそうだったかもしれない・・・。ええーっ、その時の娘は爽子みたいな心境だったのかな(汗)。結局、自分は違うぞなんて思い込んでる親ほど、子供とのズレっぷりに気づいていないのかもしれません。
このアニメでこんなエピソードが楽しめるとは思ってもいませんでしたよ。でもせっかくのクリスマスに親離れ子離れのお話で終わっては爽子も風早もかわいそう、と考えていたらちゃんと最後に用意してありました。ほんのりロマンチックで、ちょっと締まらないオチがついたラストは、まだ付き合ってない二人にぴったりだったんじゃないかな。
次回も楽しみです。