EVERY LITTLE THING

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けいおん!! 3話 感想

律ちゃんの当番回でした。気まぐれを起こした律ちゃんが、ギター、キーボードを経て、最後にドラムに戻ったというお話なんですが、律ちゃんが漂わす何かをメンバーそれぞれが微妙に感じとっていたように見えて面白かったです。

私は、律ちゃんのことがお気に入りで、彼女には好きなところがたくさんあります。でも彼女に惹かれる理由をひとつだけ挙げるなら、律ちゃんがときどき漂わす「漠然とした落ち着かない感じ」かな、このちょっと息苦しい感じが魅力的なんです(変な意味にとらないでね)。

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この雰囲気は彼女が本質的に持っているもので、飽きっぽかったり、気まぐれを起こしたりする原因だと考えています。そして、これが漂いだしたとき、律ちゃんを起点に何となくメンバー間がギクシャクしだすんです。今回は、それが薄らと漂っていたと思います。

律ちゃん自身はそのことを認識していないんじゃないかな。つむぎは、楽しくてしょうがない時期なので気づいてなさそうです。律ちゃんとの付き合いが長い澪は、昔から落ち着きがないヤツと受け流すものの、ドラム以外をやりたいと言う彼女のことが少し気にかかる程度。

そして唯だけは、完全に感じとっていたようです。唯は感じたけれど、それが何かはわかってない。でも律ちゃんが何か悩んでいると考えて、一生懸命に心配していました。さすがに感性の鋭さはピカイチです。まあ、やってることは唯ワールド全開でしたけどね。

梓はどうやら微かに感じとっているようです。唯に「考え過ぎですよ。」と言っていた場面では「漠然とした落ち着かない感じ」が、どうやら梓自身にもありそうに思えました。梓はそのことについては、しばらく考えたくないと思っているのかも。

最後は、他の楽器をやってみた律ちゃんと、律ちゃんのドラムについて一生懸命考えた唯が同じ一つの結論に達して、ばっちり意気投合、しっかりお話が締まりました。唯が心配してくれたおかげで律ちゃんが救われたなどというオチにしないのがいいですよね。

次回も楽しみです。

FX