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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 4話 感想

妹の部屋に飛び込んで同人誌を取り返そうと必死な兄。妹の友達が帰るまで家に入って来るなと妹に言われ、縁側に座ってる兄。妹に事情を説明するのになぜか正座させられている兄。妹を夏コミに連れて行き、荷物を持たされ、ご機嫌を取りもつ兄。

京介はずっとこんな調子が続くんでしょうか。このあたりの理由を語られぬままひたすら妹思いのお兄さんで、肝心なところで頼りになる格好いい京介で通されてしまうんじゃないかと少し心配しています。

お話は面白いんですけど、なんかサラッとしていて軽いんですよね。登場人物ひとり一人はわかり易くて、そういう人なんだと察することができるけど、別の言い方をすると記号的で無味無臭な感じがします。キャラが発する情報量が少ないし、行動の必然性みたいなものが強く感じられないんです。

そんなわけで、京介が異常なまでに妹思いなわけを考えるのは、無駄なことなんじゃないかと思ったりするわけです。このアニメの楽しみ方は別にあると。

ところが、桐乃と黒猫のやり取りは微笑ましいし、それを見て京介も沙織も笑ってるんですよね。そういう目線はしっかりしてる。ラストにあやせが現れてEDとか、次が気になる終わり方もいいですよね。

つまり、浅いのか深いのかよくわからないけど、お話は面白いというアニメなんだなあ。ぱっと見、面白ければいいじゃんだけでは勿体無いのではないかという微妙さが何とも・・・・。

ということで、やっぱり次回も楽しみです(笑)。

FX