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それでも町は廻っている 七番地 感想

今回すごいなと思ったのは真田から見た歩鳥の姿です。もうね、歩鳥がとにかく可愛いんです。アニメなのに、女の子の香りがほわんと漂ってくるし、柔らかくて、もにゅっとした感触すら伝わってくる感じでドキドキさせられます。

この可愛さ、歩鳥というより彼女の中の「女の子」によるところが大きいと思えます。この年頃の女の子は、ごく自然に「女の子」を放出してるんですよね。それを歩鳥が自覚していたかは、お話が真田視点で進むのでわかりませんけど、たぶん自覚してないんでしょう。その「女の子」が真田を翻弄しまくります。

実際のところ「女の子」の破壊力は圧倒的でした。無防備にもたれかかってくる歩鳥、何気に手をつないでくる歩鳥。真田は歩鳥のことが好きなんですよね。そりゃ「このまま行けるところまでランデブー!!」「人生の幸せメーターの残量がバンバン減ってるわ。」ってなりますわ(笑)。

一方で「女の子」は意地悪だってします。帰りのバスで真田は左手を歩鳥の側に投げ出してるんだけど、歩鳥は手をつないではくれない。それどころか、小さい頃に「女なんかと遊ぶかよ、バーカ。」と言われたことをここぞとばかりに出してきて、真田を後悔させるんです。

もうね、いちいち私のツボをついてくる。こんな風に次々と無自覚に「女の子」が出てきちゃう歩鳥だから可愛くないわけがない(笑)。5話のエビちゃんもそうだったけど、このアニメの「女の子」の描写はホントに感心させられますね。

次回も楽しみです。

FX