異国迷路のクロワーゼ 2話 感想
フッと心がなごんで心地よいお話でしたね。今回のオチ、私は好きです。
クロードとオスカーにおいしい食事を作れるようになりたい。湯音はチーズが口に合わなかったんでちょっと焦ってしまったんでしょう。一生懸命にチーズに慣れようとしているのに、まずいと思うなら食べなくてもいいなんて言われたら、ついつい意固地にもなりますよね。
そんな湯音の気持ちがわからないクロードには、彼女の姿が頑固にしか見えない。ところが最後の湯音の一言で疑問があっけなく氷解しちゃう。なんだそういうことかと逆に湯音に一言かけて、頑な彼女からやわらかい笑顔を引き出すところはさすがクロード。なるほど、鉄工房の職人は伊達じゃないってことかな。
いくら言葉を交わしても通じ合わなかった二人が、たった一言で通じ合えたりする。これって、簡単なようで難しいことなのか、難しいようで実は簡単なことなのか、どっちなんでしょうねえ(笑)。
次回も本当に楽しみです。