神様のメモ帳 ３−４話 感想

お話の題材や筋書きは面白いと思うのですが、いまいち波長が合わないもどかしさがあるアニメです。それは大部分が私の好みの問題なのでしょうが、それだけでもないと感じています。

例えば今回の３話、どういう結末になるのかなってちょっと期待していましたが、正直なところ一回観ただけでは鳴海たちが何をやっていたのかわからなかった。単に私の即解力のなさが露呈しただけなのかもしれませんが、もう少しやさしく作ってくれたらより楽しめたはずです。もしかしてそう思ったのは私だけだったりするのかな（笑）。

一方、４話は３話に比べるとわかりやすいお話でした。でもやっぱり丁寧な感じがしないんですよね。お父さんがなぜ店をこっそり訪れるようになったのかとか、ミンさんがなぜそれに気づかないのかみたいなところはもうちょっと説明があった方が共感しやすいと思うのです。

それに女性下着デザイナーがミンさんのさらしを盗む理由も強引で、なんでお父さんともうひとりがこの男なんだろうと疑問に思いつつ見てたら、このオチをやりたかったからなんですね。これはこれで笑えるんだけど、４話みたいな話で無理にやらなくてもいいんじゃないかと思ってみたり。

これが今後の伏線になっているなら面白いけど、たぶん単にこのアニメのテイストなんでしょうね。このあたりすぐに慣れるかなと思っていたけど、そう簡単でもなさそうです。それなのにそろそろ私と波長が合うお話が来るんじゃないかとやっぱり期待はしてしまうんだなあ（笑）。

さて、次回はどうでしょうか。