輪るピングドラム 3−6話 感想
3話から6話まで観ましたよ。あんまりお話が進んでいるようには感じないけど、各話ごとに趣向を変えて見せてくれるので楽しめます。あと長いバンクシーンも毎回少しずつ違えてくるんですね。ペンギン帽をかぶった陽毬女王様がどんどん下品になっていくし(笑)。そしてスゴかったのはやっぱり苹果ちゃんで、根性で這い上がってきて階段駆け上がったのは爆笑でした。
その苹果ちゃんですけど、彼女の異常なまでにこだわっている痛い行動には当然わけがありました。彼女が「プロジェクトM」を成功させ、彼女が考える「止まった運命の輪」を回したら、本当は何が起きるのか。それは夏芽真砂子が言う「プロジェクトM」や「運命の軌道」と同じことを指しているのか。そういえば、ペンギン帽をかぶった陽毬女王様のイリュージョンの世界も軌道を回っています。しかも陽毬がペンギン帽を脱ぐとその動きは止まっちゃってたから、いろいろと関係がありそうですね。
ところで、気になったのが5話と6話のラストシーンで流れる歌です。5話は「ダディーズ・シューズ」、6話は「あなた」でしたよね。何でこの選曲なのかちょっと考えてしまいます。だって古いんだもの(笑)。「あなた」なんて37〜8年前の歌ですよね。実はこのアニメには随所に懐かしさを覚えるところがあるんですが、アニメスタッフの趣味なのかなあ。これがいちいち私のツボにはまるんでうれしかったりして(笑)。
次回も本当に楽しみです。