ロウきゅーぶ! 8話 感想
葵は本当に昴のことをなんでもお見通しなんだ。たしかにバスケのことになると絶対に譲らない昴ですから、止めてと言われて素直に従うはずもありません。だったら昴が取り組んでいる課題の解決を手伝ってしまおうという北風と太陽の寓話みたいなお話でした。
葵は過去に高さで口惜しい思いをした経験があって、だから同じバスケを志す者として愛莉が有利な点を活かしきれてないのがもったいないと思ったんですね。昴もそれを何とかしたいといろいろやっているが結果がでない。それならと葵がやってみせたのは、愛莉と同じ女の子だからできる指導でした。昴には絶対できないやり方を選んでサポートする彼女は本当によく考えています。
このアニメの登場人物はみんな賢いんですよね。本当に伝えたいことは遠回しであっても相手が受け取りやすい方法で伝える。そんなことを大人も子供も普通にやっています。下手なツッコミは野暮になる。そんな世界になっているのがなんかスゴいです(笑)。
次回も楽しみです。