輪るピングドラム 9話 感想
今回の「輪るピングドラム」はカッコいい。映像も音楽も台詞も、とにかく心地よくて快感です。陽毬がペンギン3号を追いかけてエレベータに飛び乗ったところから、陽毬が目を覚まして「全然覚えてないけど」までのところは、もう何回繰り返して見たことか。
サーチライトに照らされる広大な図書館の雰囲気。意味ありげな「カエル君、東京を救う」。回想シーンに漂う奇妙な不安感や威圧感。優しいピアノの旋律。まるでリフレーンのように響いてくる後半の眞悧と陽毬の会話。落ちていく陽毬と林檎。目を覚ました後のすっとぼけた一言。
何がこんなに私を魅了するのか。私には説明できません。でもいいんです。好きな音楽や映画に出会ったときと同じ感覚なんですよ。とにかく心地よく浸っていたいみたいな。今回の「輪るピングドラム」は、まさにそれですね。いやー、本当にスゴいものを見せてもらいました。
次回も本当に楽しみです!!