未来日記 １−２話 感想

ユッキーと由乃ちゃん。このふたりに興味津々なアニメですね。

ある日突然に女の子が現れて、なぜかその娘は主人公の男の子が好きっていうのは数多のパターンがありますけど、そういう括りで見ると、今回は主人公であるユッキーのダメ人間っぷりと由乃ちゃんの強烈な病みっぷりの組み合わせはなかなか斬新です。全くもっていろいろなパターンをひねり出してくるもんだなあ。

たしかに、ダメな男の子の傍らに女の子が付き添うとすれば、可愛いヤンデレ娘はまさに適任です。何にもしなくたっていつでも自分を好きでいてくれて嬉しいし、自分が何もしない言い訳を彼女の病的な束縛のせいにできるし、もうただ生きてるだけで彼女の役に立っている気分になれちゃうわけですから。

逆にヤンデレ娘からみても、逃げ出すこともないダメな男の子はもう守ってあげたい存在なわけで、これはお互いの利害が一致したベストカップルですよね。いやーホント屈折してますけど（笑）。

こんな感じだけだとあまりに自虐過ぎて見てはいられなくなりますが、このアニメではユッキー自身が自分をダメ人間と認識しているのでまだちょっと救われています。それに由乃ちゃんも普通なら単なる痛い女の子になるところですけど、他の登場人物が簡単に人を裏切ったり平気で他人を利用したりするものだから、むしろ一途で可愛く見えたりするときがあったりして。いったいこのふたりはどうなっていくのかな？

ということで、未来日記の設定はあまり興味を惹かれなかったけど、ユッキーと由乃ちゃんには俄然興味が湧きました。もうしばらくは見ていこうかなと思います。

次回も楽しみです。