ちはやふる 4話 感想
決勝戦の試合、2枚続けて札を取られた千早が下を向いている。俯いているようにも見える。「千早・・・」太一にちょっと不安が過る。見ている私もそう。画面が千早の顔に寄ってきて、彼女が顔を上げる。きっと彼女なら・・・と期待する私。そして彼女の顔は、やっぱり輝いてる!!
ホントに彼女からは元気をもらえます。人を前向きにさせる魅力があるんですよ。そしてこの力強いキャラのおかげで、変な話、他のアニメならやり過ぎに感じるであろう演出がちょうど良い感じになっていると思います。どこか大仰でテレビドラマ風な音楽やちょっとしたご都合主義な描写でも、千早というキャラは力負けしないんです。
かるたの試合描写も面白いですよね。野球で言えば、得意の決め球で空振り三振を取ろうとしているピッチャーとその決め球を打ってやろうとするバッターの対決を見ているようです。単なる札の取り合いじゃなく、お互いに思惑や意図があって、それを一歩も引かずに通そうとする勝負として見せてくれるから盛り上がります。
千早はその決勝戦を制してついにA級入りが決定、そのことを新に電話で伝えました。ところが彼からはもうかるたをやっていないと告げられてしまう。新に何があったのか、千早はどうするのか?
次回も本当に楽しみです。