Another 5話 感想
「今日は特別に認めます。」ちょこんと座りなおして、そう言った時の、鳴ちゃんの仕草は実にかわいらしかったです。彼女が普通の女の子でホントによかった(笑)。
今回のお話では、クラスで起きていることに対する鳴ちゃんの見方が示されました。死者が入ってきてクラスが1名増えると誰かが死ぬ。これは怖い。だって自分自身がいつ死の対象になるのかわからないんですから。
ところが、面白いことに死者は自分が死者であるとは気づいていないという。これって、死者も次は自分が死ぬんじゃないかと戦々恐々としているということでしょうか。何だか自分は本当に生きているのか、疑わしく思えてきそうです。
お話としては「死者は誰ーー?」というよりは、「自分は何者かーー?」となっていく方が面白いような気がしますが、これからどんな展開が待ち受けているんでしょうか。
次回も楽しみです。