新世界より 1−2話 感想
このアニメの舞台は千年後の未来ということですが、異質なものを排除し、禁忌を犯さないことで平穏を保っている雰囲気が色濃く漂っていて、どこかしら居心地の悪さがあります。
早季はそうした雰囲気を他の子供たちより敏感に感じとっているようですね。そんな彼女が呪力を使ってバケネズミを助けた場面は印象的でした。
早季という12歳の女の子が抱いてる、両親に対する複雑な思い、大人の仲間入りをした実感、淡い恋心。そして彼女が将来どんな役割を担うことになっていくのか。その全てを表現したワンシーンであったと思います。
うーん、この作品は、どんどん面白くなっていきそうな気がします。
次回も本当に楽しみです。