ガールズ＆パンツァー １−２話 感想

ＯＰの戦闘シーンはなかなか迫力がありますね。戦車道の試合は見応えがありそうで期待が膨らみます。何気に戦車の説明もしてくれているので、戦車の動かし方とか、乗務員の役割なんかは勉強になったりして（笑）。

それに人間関係の描写もなかなか丁寧です。戦車道から逃げ出したくて、戦車道がない大洗女子学院に転校してきた西住さん。ところがここでも名家の影がついてまわる。その度に彼女は落ち込むんですが、その表情がけっこう印象的です。

一方、そんな西住さんの気持ちを察して「そうだ、これからみほの部屋、遊びに行っていい？」とか「教官はやっぱりモテるんですか？」みたいにスッと場の雰囲気を変えてくれる武部さん。いい娘だなあ。西住さんは、ずいぶんと友だちに助けられてます。

でも、西住さんの本当の苦悩は彼女自身にあって、そうした周囲の環境だけで解決できる問題ではないのでしょう。ときおりフラッシュバックされる不気味な水没シーンがあるけど、これが彼女自身にとって、本当に負い目と感じてることじゃないかな。

これとは関係があるかどうかわからないけど、彼女の部屋にはちょっと変わったものがおいてありました。

負傷したクマさんのぬいぐるみが並んでるんです。身代わりグマなんでしょうか。にしても、女の子の部屋にしては、ちょっと変わってますよね。そして彼女と一緒に寝ているぬいぐるみはこちらです。

こういうのを見せられたら、どうしたって気になります。いったい彼女に何があったんでしょう。このアニメ、基本は女の子と戦車を楽しむお話なんでしょうけど、いろいろと仕込んでありそうですね。

次回も本当に楽しみです。