アニメでも "MINI(ミニ)" は大活躍なのです!・・パート6
アニメに登場する "MINI" の紹介記事の第6弾です。 これまで峰不二子や冴羽獠など "MINI" と関わりの深いアニメキャラを紹介してきましたが、とっても有名な方を忘れていました。それは、苅野勉三 です。
アニメ『キテレツ大百科』に登場する浪人生ですよね。ちょっと前の作品なので、最近の若い人は知らないかもしれません。でもこの風貌から想像されるイメージどおりの典型的なキャラで、作品の中では「勉三さん」と親しまれて知名度も高かったと思います。
で、この勉三さん、浪人生なのに愛車が赤い "MINI" でした。今考えるとなんでだろって思っちゃうけど、このアニメのテレビ放映はたしか90年代だったので、やっぱり「ミニ・ブーム」だったからでしょうね。お話では "MINI" にまつわるエピソードがいろいろあったと思いますが、実はあんまり覚えてない(笑)。 辛うじて印象に残っているのは、これかな。
第139話「のぞかないで!!トンガリの夢の新婚生活」のワンシーン。勉三さんの "MINI" がレッカー移動されていきます。こんな "MINI" はめったに見られないですよね(笑)。 ちなみに勉三さんの "MINI" のナンバーは、こんなんでした。
ところで、めったに見られない "MINI" で思い出したアニメがあります。救難隊とそれに関わる人たちをリアルに描いた『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』という作品です。救難ヘリコプターの精密な描写なんかも印象的でしたが、これにも "MINI" が登場します。
これは、第2話「困難な仕事」のワンシーンです。娘の入学式の前日夜に呼び出しを受けて救難作業に出動することになった本郷が、奥さんに送ってもらってます。この辺の家族のやり取りは、けっこう身につまされる方も多いんじゃないかな〜。 一方 "MINI" の描写はどうでしょう。このアニメの精密なヘリコプター描写に比べたら気合いの入り方はぐっと落ちますがそこそこちゃんとしてますよね。このあと本郷は自転車で基地へ向かう内田を見つけ、車を止めて内田に話しかけるんですが、ここで衝撃のシーンが・・・。
えっ〜?? わかりますか。本郷がカタカタとリア窓を開けるんです。おいおい、"MINI" のリア窓は嵌め殺しなんで開かないよ。思わずありえないって、目が点になった瞬間でした(笑)。
アニメスタッフはいろいろ考えたのかもしれません。本郷は後ろに乗ってるので窓越しに内田とは話しができない。だったらいいや、もう開けちゃおうって(笑)。まあ電動じゃなくて、本郷がハンドルを回して窓を開ける描写にしてるってことは、アニメスタッフも "MINI" に敬意は払ってるということなんでしょうけど・・・。
さて、めったに見られない "MINI" をご覧いただいたところで、最後は爽やかにいきましょうか。ちょっと古いけど、劇場版アニメ『新きまぐれオレンジ☆ロード』からです。
赤い "MINI" を運転しているのは、ヒロインの 鮎川まどか です。なかなか似合ってますよね〜。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。また、気が向いたら "MINI" が登場するアニメを紹介したいと思います。ではまた!