EVERY LITTLE THING

深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

境界の彼方 8話 感想

凪が来て、妖夢がバタバタと倒されていく様は、彩華ねーさんが妖夢であることを考えると色々と思うところがありますね。やはりこの世は人間様が一番で、それ以外の生き物は人間にとって役に立つとか、おいしいとか、美しいとか、癒されるとか、そういう存在でないと生き残れない。

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この二人も緊張感を持って、人間との間合いを見極めつつ生きているってことでしょうか。このアニメって、そんな社会的な側面をなんだかんだと漂わせてくる独特なテイストを持ってますよね。

ところで、彩華ねーさんの妖夢姿は九尾狐だったんですね。でも、そのビジュアルは少し残念だったかなあ。何かポケモンみたいだし。

全然話しが変わりますが、ここ数年深夜アニメを見るようになって感じてるのは、魔界のモノとか、妖怪とか、未知の生物とか、何ともデザインがイマイチなんですよね。

好みの問題なので仕様がないけれど、昔のウルトラマンウルトラセブンに出てくる怪獣たちは、どれもこれも個性的で魅力的だった記憶があります。昔の仮面ライダーに出てくる怪人たちもなかなかのものでした。まあ、最近のアニメの主役は怪獣ではなく女の子たちですから、彼女らをいかに可愛く見せるかが大事なわけで、本末転倒な不満ではありますけど(笑)。

さて、お話の方は主要な人物が揃い踏みとなりつつあって、ひとつの大きなヤマが訪れそうです。異界士どうしの勢力争いの中、栗山さんの淡い恋心が翻弄されることになりそうで心配だ〜。

次回も楽しみです。

FX