ALDNOAH.ZERO(アルドノア・ゼロ) 4話 感想
敵のカタフラクトが中林少佐の乗った一番艇を撃破。ダルザナ・マグバレッジ艦長が思わず立ち上がり一気に高まる緊張感。鞠戸とユキが機関室の修復に走り、伊奈帆、カーム、韻子が体を張って時間を稼ぐ。最後に揚陸艦わだつみが已の所で間に合って脱出成功。今回もしっかりと見せ場があって面白かったです。
そして、やっぱり女性陣が魅力的に描かれてましたね。特にマグバレッジ艦長と不見咲副長のやり取りは最高でした(笑)。
「不見咲くん、君がモテない理由を教えましょうか。」
「少し焦らす方がよいと聞きましたが。」
「それはモテてからやる戦術ですっ。」
いいですねー、意訳するとこんな感じでしょうか。
(不見咲〜っ、遅いわよ! もう死ぬかと思ったわっ。)
(なに文句言ってんですか、ちゃんと間に合ったんだからいいでしょ!)
(もういいから、さっさと片付けなさい!)
マグバレッジ艦長の不見咲副長への圧倒的な信頼感が垣間見えるやり取りです。ピンチのときに助けに来てくれる。それが戦場ではどんなにありがたいことか。そして、このことはマグバレッジ艦長の根底に常にある思いのようですね。
3話で鞠戸が編成した救出作戦部隊にマグバレッジ艦長がひとり加わりました。このときは鞠戸に興味があるからと言っていましたが、それ以上に助けにいくことへの共感が彼女にあったんじゃないでしょうか。
助けにきたニーナと韻子の再会に思わず微笑みをもらしたのも、「とっとと逃げるに限る。」という鞠戸の一言に一瞥して皮肉をかましたのも、きっとそう。
マグバレッジ艦長って、パッと見はちょっと冷たい印象を受けますが、実は男気あふれるアツい心の持ち主なんだと思います。このギャップ感がたまりません!
いやー、ユキ姉も大活躍でした。まさか左腕骨折がこの後の一撃シーンのための伏線だったとはね。もう最高です(笑)。
「あの騎士と話をします…。」
ここにいるみんなを救うためならと躊躇なく決断し、行動しようとするアセイラム姫。今回は伊奈帆に留められましたが、彼女をどこまでも姫様らしく描いてくれるのは本当にうれしいなあ。
「ですよね〜(汗)」
韻子ちゃんも大活躍でした。そしてこの一言を挿入したアニメスタッフにホント拍手を送りたいです。韻子ちゃん、愛されてるなあ(笑)。
次回も本当に楽しみです。