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『響け!ユーフォニアム』10話 感想

ラストの引きが素晴らしくて鳥肌が立ちました。ドラマチックですよね。そして再オーディションの結末はいったいどうなるのか。視聴者である私にも様々な感情が渦巻いていますよ、いやホントに…。

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私は香織にソロパートを吹かせてあげたいなと思っています。

香織たち3年生はここまで吹奏楽部を存続させてきた立役者なんですよね。きっと自分たちの練習時間や勉強時間を削って、部員たちをまとめていくにはどうすれば良いか、本当にいろいろな努力を重ねてきたんだと思うのです。リボンちゃんはそんな姿を間近で見てきたんじゃないかなあ。

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ところがその香織がソロパートを吹くことができない。ソロパートを担当するのは3年生たちが守ってきた吹奏楽部にポッと入ってきた1年生なんです。しかも「私の方がうまいのだから当然!」と3年生の努力に敬意も示さない。

オーディションの結果を黙って受け止めようとする香織の姿をリボンちゃんは見ていられなかったのでしょう。全国に行くというのは、そういうことなんだろうか。みんなのために努力してきた人の思いは報われないのか。こんなのは絶対におかしいよ!

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いい音ってなんでしょう。譜面通りに完璧に出てくる音でしょうか。私は吹奏楽のことはよく知らないけれど、やっぱり音には演奏者たちの心がこもっていると思うのです。だから北宇治高校吹奏楽部にも、全国に出て響かせたい音があるんじゃないかって思います。

香織はただ自分を納得させたいために再オーディションにチャレンジしてるのかもしれません。うまさでは麗奈に敵わないのかもしれません。でも彼女の思いはきっと音に乗るんじゃないかなあ。そんな展開を切に期待したいです。そして、あすかや久美子たちはどちらに手をあげるんでしょう??

次回も本当に楽しみです。

FX