今週のユーフォニアムも凄かった。リボンちゃんの号泣につられて、私も思わず涙しました。まさかアニメ見て泣くことになるとはねー。
たぶん私が年をとったからなんでしょう。今までそれなりにやってきたけれど、潮目の変化についていけなくなってると感じることも多くなってきたし。だからなのか、無意識のうちに香織に肩入れしたくなっちゃったんだろうなあ。もうね、香織と晴香の姿がまるで古い戦友にしか見えない(笑)。
新しい価値観が導入されて、今までの努力や我慢は評価されなくなった。新しい世代が台頭してきて、主役の座を渡さなければならなくなった。再オーディションはそれを象徴するセレモニーみたいに思えました。
麗奈は見事に捩じ伏せてみせた。でもそれは香織がこのセレモニーの意味をきちん理解していたからこそ成ったことです。それをわかってほしいと思うのは、面倒くさいロートルの繰り言でしょうか。
「中世古さんではなく、あなたがソロを吹く。いいですか。」
北宇治高校吹奏楽部が真に生まれ変わった瞬間です。麗奈の表情に、もはや迷いはありませんね。それにしても本当にすごいアニメだなあ。世代交代をこんなにもドラマチックに描き上げるなんて!
あと2話なのが惜しいくらい。次回も楽しみです。