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話数単位で選ぶ、2025年TVアニメ10選

今年の10選は以下のとおりです。

●『アポカリプスホテル』第6話「おもてなしにはうらもなし」
●『うたごえはミルフィーユ』第10話「手と手」
●『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』第1話「赤いガンダム
●『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』第11話「黒幕」
●『空色ユーティリティ』第9話「スペシャルなバズ」
●『Turkey!』第12話「さよならのTurkey!」
●『BanG Dream! Ave Mujica』第13話「Per aspera ad astra.」
●『日々は過ぎれど飯うまし』第5話「ドライブ行かない?」
●『前橋ウィッチーズ』第10話「今日のこと、忘れても忘れないよ」
●『LAZARUS ラザロ』第4話「Don't Stop the Dance」

ルール
・2025年1月1日〜12月31日に放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品から選べるのは1話のみ。
・順位はつけない。

 

<各話のコメント>

『アポカリプスホテル』
 第6話 「おもてなしにはうらもなし」

脚本/村越繁 絵コンテ/上村泰 演出/migmi 作画監督/鵲あかね、滝吾郎、三橋桜子、高妻匠 総作画監督野田康行、横山なつき

ハルマゲとヤチヨさんの昭和ラブロマンス回?ふたりにはそんな気はない(と思う)けど、私はそんなふうに見ながら楽しんでました。もっともな理由をつけて去っていったハルマゲだけど、実は本当に意気地なしだったんじゃないかしら!最後にあちらこちらから繰り出される怒涛のオチはなんなんww

 

『うたごえはミルフィーユ』
 第10話「手と手」

脚本/山中拓也 演出/山岡実 演出/中嶋清人、謝立恒 作画監督/上野沙弥佳、宮野健、菅原美智代、乘富梓、堤絵梨果、藤田真弓、山﨑輝彦、金璐浩、Jumondou Seoul 総作画監督/菊永千里、海保仁美、畠山元、菊池政芳

この作品、ネガティブ垂れ流しで卑屈さ全開なウタちゃんの印象が強烈すぎて、正直1話切り候補だったのですが、ホント切らなくてよかった。それぞれのキャラたちがコンプレックスや困難に向き合い、手を差し伸べ合いながらそれを乗り越えていく。そんな成長の連鎖反応の終点でもあり、サブタイも素晴らしい最終話でした。

 

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX
 第1話「赤いガンダム

脚本/榎戸洋司 絵コンテ/鶴巻和哉 演出/鶴巻和哉 キャラクター作画監督池田由美、小堀史絵 メカニック作画監督/金世俊

今回のガンダムも『水星の魔女』と同じように楽しめると思っていたらそんなに甘くはなかった…実はお話に最後の方はついていけず、何となく雰囲気を味わっていたという💦でもこの1話は、鶴巻風味にワクワクさせられたし、マチュとニャアンのキャラも魅力的で作品の期待度MAX、そして何より初見のエンディングのインパクトが絶大でした。

 

『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』
 第11話「黒幕」

監督・脚本・制作/亀山陽平 

この作品、正直どのお話もめちゃめちゃ面白くて話数単位候補だったけど、この11話を選びました。昭和レトロ感満載のキャラデザなのに人工知能らしい喋りがつくとなんとも不気味なオータムちゃん。選択を迫られて缶バッジをマキナに預けるチハル、それに気づいてオータムの頭を撃ち向いたマキナ。イマドキなギャルの心意気がよかったなあ。

 

『空色ユーティリティ』
 第9話「スペシャルなバズ」

脚本/水月秋 絵コンテ/中島政興 演出/伊藤然一郎、かとうしゅうさく 作画監督佐々木政勝

彩花のスペシャルな気持ちが美波と遙にもじんわり伝わっていく感じがすごくよかったなあ。空っぽのティーカップから始まる彼女の語り。茶葉がゆっくりと沈んでいく。紅茶の色が濃くなっていく。ティーカップの中で紅茶が揺れ動く。大きく見切れる顔のアップなど落ち着いた演出が印象に残る回でした。

 

 『Turkey!』
 第12話「さよならのTurkey!」

脚本/蛭田直美 絵コンテ/工藤進、川上達朗、加藤亨祐 演出/工藤進、川上達朗 作画監督/武川愛里、重松晋一、杜山涼香、坂上怜司、菅原正視、龍光、明光、廖家楽人、葛歓 総作画監督/武川愛里

これから始まるスポ根ストーリーに大いに期待を膨らませていたら、ラストで思わず仰け反り返った第1話だったけれど、なんのなんの全話とおしてすごく楽しめた作品でした。特にこの12話は仲間の命をかけたボウリングの緊張感とお話をきれいに締めくくるエピローグが心に残る素晴らしい最終話だったと思います。

 

BanG Dream! Ave Mujica』
 第13話「Per aspera ad astra.」

脚本/小川ひとみ 絵コンテ/森田紘吏、岡こずえ 演出/山之口創 CGディレクター/山之口創

 

ドロドロの愛憎劇をどのように締めくくるのか全く想像がつかないまま迎えた最終話は全編ライブ回。思いっきり脳内補完したけど、そんなことはどうでもよくなる圧巻のステージ。特にムジカは凄かったなあ。リアルでもよいライブを堪能したあとはその高揚感が続いて二週間くらいずっとご機嫌になっちゃうことがあるけど、まさにそんな感じになりました。

 

『日々は過ぎれど飯うまし』
 第5話「ドライブ行かない?」

脚本/比企能博 絵コンテ/佐々木勅嘉 演出/金森由樹 作画監督/林珠銀、柏木彩花、中島大智、小笠原憂、Lee Jae min、Kim Yu sun、Lee Sang Jin、Lee Jong man、Ho Seong Jin

くれあとしのんが自動車免許を取得したということでドライブ回。そこにくれあとお母さんのエピソードを絡めてじんわり優しい余韻が心地いいお話に仕上がってました。本話の放映日が5月11日の母の日だったので、しっかり狙いを定めて作られてたんだなあと納得でしたが、さらに放映直後に自動車保険のCMを放り込んできたのには思わず笑っちゃいました。

 

『前橋ウィッチーズ』
 第10話「今日のこと、忘れても忘れないよ」

脚本/吉田恵里香 絵コンテ/平川哲生 演出/久米和貴子 作画監督/高橋竜弥、ビート、武本大介、木村行隆、北島勇樹、Linnea Kataja、Bellamy Luna Brooks 総作画監督/板垣徳宏、三橋桜子、内田百香、立花希望

これまで積み上げてきた思い出が消えてしまい、お互いのことも忘れてしまうという切ないお話でさすがに泣かされました。この作品、魔女見習いだのケロッぺだの食傷気味なんだよなーというのが第一印象でしたが、意外にも歯応えのあるお話が続いて気がついたら毎週楽しみになっていました。イマドキの世相や本音をうまく掬い上げていたと思います。

 

『LAZARUS ラザロ』
 第4話「Don't Stop the Dance」

脚本/佐藤大 絵コンテ/山下明彦 演出/三宅和男 作画監督青山浩行

この作品、人類が滅亡するかもしれないというのに緊迫感がなさすぎとか、真面目にスキナー博士を探してるのかとか、色々と微妙に思うところもあったけど、個々のエピソードはそれぞれエンタメとしてまとまっていて面白かったんですよね。その中でもこの4話は近未来っぽいクラブの雰囲気やヘリコプターでの空中アクションが面白カッコよくてお気に入りです。

 

今年も本当にいいお話が多かったと思います。
それでは皆様よいお年をお迎えください。

FX