EVERY LITTLE THING

深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

それでも町は廻っている 一番地 感想

何とも懐かしい感じがします。そして、あの時の感覚がよみがえってきました。このアニメって、80年代のバラエティ・コント番組と同じ雰囲気を持っていると思うのです。「オレたちひょうきん族」とか「今夜は最高」みたいな感じ。

リアルタイムで観ていた方はほとんどいないと思うので、いろいろ書いてもわかんないでしょうけど、初見の印象も笑いのテイストもよく似ていると思います。

あの当時「オレたちひょうきん族」とか「今夜は最高」を初めて見たときは、テレビでやるにはあまりに斬新な内容で、正直「くだらね〜。」「しょうがねえなあ。」なんていう印象だったと記憶しています。

ところが毎週土曜日に繰り返し観ていると、だんだん慣らされていくんです。いつの間にか、タケちゃんマンが面白くなって、アダモちゃんを観て笑ってるんですよ。最初はくだらないと思っていたコントが心底笑えるようになっちゃってるんです。

笑いを提供する側が自分たちが面白いと思うことをひたすらやり続けて、それを観る側が少しずつ変えられていった、というか受け入れていったんですよね。

このアニメには、それと同じものを感じるんだけどどうかなあ。

しかも、お寺で阿吽のポーズで先生を撒こうとしたり、メイドのバイトが先生にバレた理由、コーヒーのつもりでコーラを出す、クリーニング屋さんのリアクション、その他いろいろとネタ的に「ひょうきん族」っぽくないですか?

さらに言うと、このアニメのOP曲は「DOWN TOWN」なんですけど、これは「オレたちひょうきん族」のED曲にもなってたんですよね。

1話を観ての直感的な印象なので、2話以降のお話ではまた違った感じになるのかもしれません。でも、80年代のバラエティ・コント番組を今アニメでやったらこんな風になるよという、作り手の意図みたいなものを感じてしまいました。

で、グダグダこの記事を書いたんですが、こちらのブログ「失われた何か」さんが記事の一部に同じことをすっきりとお書きになってました。自分の記事アップするのやめようかとも思ったんですけど、せっかく書いたしなあ・・・(汗)。

ということで、次回も楽しみにしています。

FX