2010春アニメ
はったりをきかせつつ際どい道を渡りきろうとする高千穂勲の姿は、同じように先を急いでいた西尾の姿と重なってきて不穏な感じがしていましたが、やはり殺されてしまいましたか・・・。 結局、未来を見据えて時代を切り開いて来こうと必死に生きる人々は、波…
摩訶不思議な感覚が残って、これ、かなり好みなお話でしたよ。梓の夢の中に登場する軽音部の先輩たちは、とってもシュール。これが、いかにもリアルな夢(変な表現!)の描写になっていて、観ている私も現実なんだか夢なんだかよくわからない変な感覚になっ…
合宿が夏フェスに決まった瞬間から、澪と律ちゃんは、いつもの役回りが入れ替わったんですね。今回の律ちゃんは、テンションが上がりっ放しの澪をひたすらサポートしようと誓ったに違いありません。いつもは唯とダラダラなのに、ステージからステージに移動…
会議のリハーサルでの紬や梓の意見に反論できない律ちゃん。正直すぎるのか、こういうのに慣れてなくて考えが及ばないのか、どっちかといえば後者でしょうね。唯に励まされて気を取り直すも、「秘密の特訓だから・・・。」って、あまりに想像どおりの律ちゃ…
「私も大人になったら大人になるのかなあ。」って、わかるなあ(笑)。中学や高校の頃は自分が大人になる道筋を具体的に想像できないんですよね。自分と大人の間に圧倒的な差を感じて、実は大人に変わる蛹があるんじゃないかと思ってみたり。結局、自分が大…
額に目と描かれても微動だにしない律ちゃん。それどころか額の目をつけたまま、ミュージシャンと書いた進路希望調査票をさわちゃん先生のところに持っていきました。これが唯ならいつのまにか忘れていたなんでしょうが、律ちゃんの場合は平気+ちょいとミュ…
雪菜がちょっとつらい思いをしています。桜井は露骨に雪菜を外していますよね。桜井は4話の定期連絡で雪菜を労って彼女の御用達のダージリンティーを持ってくるほどだったのに、それ以降の桜井とメンバーの打ち合わせの場面にいっさい彼女の姿はありません…
純ちゃんが何気にお気に入りです。きっと、律ちゃんが少し入っているからだと思います。なんか、仕草や横顔が似ていると感じる時があります。それにしても、このアニメの登場人物は高校生には見えないなあ。みんな中学生くらいに見えてしまいます。逆に「君…
タイトルどおりの構成で、葛と愛玲というフィルムを通して、西尾を印画紙に写しだしたようなお話でした。葛と愛玲の会話に西尾というスパイの思いを馳せ、やるせないラストの余韻にひたる、な~んていう雰囲気はけっこう好みです。 一枚の集合写真から始まっ…
絵馬に書いた4人の願い事がちょっと気になりました。紬と澪は「志望校合格」だけど、律ちゃんは「武道館進出」、唯は「生涯満腹」のギター画つき。人生の区切りや目標をどこに置いているのかが垣間見えて興味深いです。 紬と澪は、大学進学するんですね。な…
雪菜が素敵です。育ちの良いお嬢様を思わせる些細な仕草や大正・昭和初期の上品さを漂わす言葉遣いに、何とも言えない心地よさを感じてしまいます。それから、彼女は動きのあるシーンは少ないですが、そのかわり表情、特に目の表情がいいですよね。彼女の心…
律ちゃんの当番回でした。気まぐれを起こした律ちゃんが、ギター、キーボードを経て、最後にドラムに戻ったというお話なんですが、律ちゃんが漂わす何かをメンバーそれぞれが微妙に感じとっていたように見えて面白かったです。私は、律ちゃんのことがお気に…
今回のお話もよく組み上げられていたと思います。敵も心が読みとれるのを逆手に取ってピンチを脱したり、ラストで麗麗の記憶を消し去る場面なんかは、万年筆やチューインガムなどの小物をうまく使っていたし、3つの爆弾の処理の仕方もそれぞれの能力を生か…
律ちゃん、買取り証明書を思わず食べちゃいました。背中を押されて渋々ながら部長としてさわちゃん先生の前に立つも、その意表をついた行動に思わず笑ってしまいました。そういえば、私の父から聞いた話、父が高校生のとき英語の辞書のページを憶えた先から…
初見では地味でお話もわかりにくかったんですが、公式サイトに行って世界観を補完してからもう一度、この1話を観直してみると俄然面白い。特にコラム「歴史のトビラ」に目を通すとこのアニメの夜の街並やラストの葵と桜井の会話の味わいが増してきます。 1…
2期が始まったので覗いてみました。比較的落ち着いた立ち上がりですね。っていうか、1期もこんな雰囲気のお話だったかな?。ちょっと新鮮さが薄らいでいる分、物足らない感じもしました。もしかしたら、1期の最終回が強く印象に残っているからかもしれま…