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閃光のナイトレイド 8話 感想

雪菜がちょっとつらい思いをしています。桜井は露骨に雪菜を外していますよね。桜井は4話の定期連絡で雪菜を労って彼女の御用達のダージリンティーを持ってくるほどだったのに、それ以降の桜井とメンバーの打ち合わせの場面にいっさい彼女の姿はありません。

雪菜はよくやっていると思うのです。古い友人を付け回して国民党に捕らえられたり、奉天での仕事をほっぽり出してかつての許嫁を追いかけたりしてる男衆と違って、兄である高千穂勳の誘いにも乗りませんでした。桜井にしてみれば、本来もっとも信頼できる部下なんじゃないでしょうか。

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それなのに桜井の発言は逆にエスカレートして、銭湯で雪菜に聞こえるように「我々と袂を分かつという選択肢を与えてもいい。」なんて言っています。いくら身内の情は消し難いと言っても、ちょっと露骨すぎのような気がします。これって、本当に雪菜のことを思ってのことなのかなあ。

桜井は何か企んでいるのでしょう。「敵を欺くには、まず味方から」って言いますよね。あまりに雪菜が不憫なので、二つ想像してみました。

一つ目は、雪菜の潜入スパイ。実は4話で桜井と雪菜は打ち合わせていて結託しており、周囲には袂を分けたと見せかけて、高千穂勳のアジトに雪菜が潜り込んで諜報活動を行う。ちょっと雪菜には無茶振りな作戦かも(笑)。でも兄妹の悲哀も相まってドラマチックなお話になりそうです。

二つ目は、雪菜のおとり作戦。桜井は徹底的に雪菜を無視、彼女は失意の底に落ち込む。そんな哀れな妹の姿を、兄の高千穂勳が放っておけるはずはありません。ふたたび雪菜に接触するが、そこへ待ち受けていた桜井機関が高千穂勳の身柄を確保・・・?。まあ、高千穂勳がのこのこ出て来て捕まるはずないし、あんまり面白くないかな(笑)。

いずれにしてもこのアニメ、盛り上がって来てますよね。この8話は素直に面白かったですもん。そして、これからも雪菜の活躍が続くことを期待しています。

次回も楽しみですね。

FX