Wake Up, Girls! 11話 感想
決勝前夜のメンバーそれぞれの様子が泣かせます。真夢、夏夜、菜々美、藍里、未夕、美波、佳乃の順番に描かれたんだけど、その中でちょっと衝撃的だったのは未夕でした。
カーテンすらない殺風景な部屋の隅っこに未夕がひとりでちょこんと座ってるんです。四畳半と思しき部屋にあるのは、小さなテーブルと電気ストーブだけ。これ、彼女の部屋なんでしょうか。家に帰った未夕の普段の姿なんでしょうか。
そうだとしたら、そんなことは噯にも出さない彼女の美学に心打たれるものがあるなあ。そして原宿用、渋谷用、アキバ用の服をスーツケースいっぱいに持っていこうとする彼女の気持ち、何となくわかる気がします。
さて、泣いても笑っても、もうすぐ本番。佳乃のアクシデントに対して 、WUG がグループとして、どう対処していくのかとても興味深いです。「スキルアップの最後の仕上げは思いやり」なんて言葉もあったような気がするし、チーム力でこれを乗り越えて悔いのないステージにしてほしいな。
でも、WUG、 優勝にはあと一歩届かないような気がしています。この手のお話にはもう王道があるんですよね。漫画「キャプテン」では、名門青葉学院に対して墨谷二中は1点差で敗れるんです。アニメ「ロウきゅーぶ!」でも、強豪硯谷女学園に対して慧心学園は互角の戦いを見せるも最後のシュートは入らない。
それともアッと驚くような別の結末が用意されているんでしょうか。
次回も本当に楽しみです。