EVERY LITTLE THING

深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

それでも町は廻っている 六番地 感想

開いてはいけなかった紺先輩の生徒手帳。9月8日、紺双葉誕生。一瞬で訪れた気まずい雰囲気。これでオチと思いきや、そのままこのどうしようもない状況を続けてやるんだ。もしかして歩鳥が何とかするんじゃないかと、ほんのちょっとだけ期待しかかったけど、やっぱり大したことはできなかったのね(笑)。

触れてはいけなかった本棚の上。バラバラと崩れ落ちるエロ本。これまた気まずい雰囲気。うずくまる真田、呆然と立ち尽くす歩鳥、パラッとエロ本を確認するするタッツン。むしろ、こっちのどうしようもない状況の方が、この後どういう収拾をつけたのか興味あります(笑)。

聞いてはいけなかった紺先輩の寝言。「もう、殺すしかねえ。」と鈍器を持って振り回す紺先輩。何気に怖いじゃないですかっ。でもこの後がすばらしい。歩鳥とタッツンの機転、紺先輩の矛の収め方、ちゃんと三人とも落としどころを心得てます。

ところで、世の中はウィキリークスなどの内部告発が花盛りです。どんなに取り繕ったってボロは出るし、それを暴く人がいるんですよね。でもどちらの立場でもさじ加減が大事です。わきまえないと収拾がつかなくなる。それこそ紺先輩の寝言の収拾のように鮮やかにはいかないでしょうから(笑)。

次回も楽しみです。

FX