あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 2話 感想
今回のお話もよかったなあ。特に安城さん(あなる)のギャップにやられました。彼女の第1話での印象は、高校生には派手なピンクのマニキュア、ライトブルーのピアス、露出多めの服装で目のやり場に困る女の子だったんです。アニメなのに見てる私が目のやり場に困るのもおかしいんだけど、ホントにそう。
彼女のお母さんとのやり取りから素直な娘だとは感じてましたが、外見の派手さのインパクトが強くて、キツい性格なんじゃないかと勝手に思い込んでたんですよね。ところが、この2話ではそんな彼女の印象がどんどん覆されていって、見事に落とし穴にはめられた感じです。
もう最初のワクドナルドの場面からどんどんギャップがあらわになってくるんだなあ。「引きこもりの相手させられて最悪〜(←この最悪〜の言い回しが秀逸)」この台詞に対して苦笑いする安城さん。友達に思いっきり気を使いつつ、すぐに宿海(じんたん)を弁護しちゃう姿がもう何とも言えません。
鶴見さん(つるこ)が忘れていったノートを届けようと追いかけたり、めんまのことを思い出して歩道にうずくまって涙する。優しい子だけに窮屈な友だち付き合いをしてそうな気がしてきます。
さらにやたらとゲームに詳しかったり。バイト先でプレミアついてるとか何とか知ってるのはまあ仕事柄かと思いきや、自宅には山積みの整理ラベル付きケースの中にゲームソフトとコミックとカード。しかも几帳面に自分の名前ラベル付き。ゲームボーイには一度剥がしかけたあのシールが思い直してセロテープで補修してある・・・とあげればキリがない怒濤のギャップ崩壊。
じんたんと徹夜でゲームしている姿はホントに夢中で、しかも恋する乙女なんだなあ。そして「学校、来なよ・・・。」の台詞で私は仕上がりました。この娘、ホントに素敵です。
一方、「のけモン、ゲットだぜー。」とかつての楽しかった頃を思い出したじんたん達。めんまをキッカケにして、ゆきあつ、つるこ、との距離も縮まることになるのでしょうか。
次回も本当に楽しみです。