EVERY LITTLE THING

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君に届け 14話 感想

胸の中にとどめていた切ない想いがほとばしり、あふれ出す涙が彼女のベールを溶かして、恋する少女・胡桃の本来の姿があらわれた。私にとってはそんな神回でした。

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矢野ちんに「このこと風早にバレてもいいのね。」と言われても、負けん気の強さで張り合った胡桃でしたが、気持ちを素直にまっすぐにぶつけてきた爽子にはやられましたね。純粋な爽子を前にすると、いつの間にか逃げ出したりやごまかしたりができなくなってしまう。結局、胡桃は「片想い」の切ない心情を吐露してぽろぽろ泣いてしまいました。

木々の間を抜けて広がった青空は、爽子がよくわからなくなった胡桃を理解できた気持ちを示したのかもしれません。でも私には、胡桃が誰にも言わなかった気持ちをまっすぐに言葉にできたことで、彼女に新しい展望が開けたのだと思えました。

胡桃も爽子も素敵に描いてくれるこの作品が、私はますます好きになりましたよ。
次回もとても楽しみです。

でもやっぱり、がんばれ、胡桃ちゃん!かな。

FX