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深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

2012夏アニメ(1話)の印象

今期の新作アニメの1話がほぼ出そろったので、とりあえず印象だけでもまとめておこうと思い立ちました。いやー正直なところイマイチ感は否めません。でもまあ、第1話から私の心をわしづかみというのも極めて稀な話だし、3話くらいまで見ないとわかりませんよね。


ココロコネクト」 1話

行き場のない1年生が5人寄り集まって結成された「文化研究部」っていうところで、何だか無理やり感があるんだよなあ。冒頭こんな感じでこれから5人のお話をしますってことだと、この先ていねいな展開は期待できないかなって思ってしまいます。この辺の経緯は後で語られるのかな。

自分の心が他人と入れ替わってしまうという設定はある意味定番だし、それぞれの登場人物の家庭環境もいろいろと含みがありそうなので、面白くなりそうな気がしないこともないです。でもそれ以上にアニメ「◯様のメモ帳」みたいな雰囲気を感じるので、落胆させられるんじゃないかって不安感の方が大きいなあ。

ということで、ハードルをぐっと下げて様子見です。


「じょしらく」 1話

「このアニメは、女の子のかわいさを・・・云々」だなんて、潔いとも言えますがどうなんでしょう(笑)。実際のところ初見ではさっぱり笑えなかったし、私とは波長がズレてる感じでした。でもこのアニメは好きになる予感がするんですよね。

原作が久米田康治さんということで、後半はそれっぽい展開になってました。日本海側に向かって叫ぶ話は定番ですが、芸の練習させるために犬を連れてくるとか、落とし穴にハマるとか、結構きわどい(笑)。

それでお気楽に2、3回繰り返して見てるとだんだん面白くなってきました。この慣れてくる感覚は、アニメ「それ町」とか「みつどもえ」の時と同じものを感じるんですよね。

ということで、次回も楽しみです。


人類は衰退しました」 1話

どうしようもない衰退感がなかなか見事に表現されてます。状況は悪くなっているみたいだけど、死ぬほどひどい目に遭ってないから、まるで切迫感がない。問題を本当に解決しようとする人もいなさそうだし、それをできる人もいなさそう。この状況からどんなお話が展開されていくのか気になりますね。

ところでこのアニメ、ED曲がとても気に入っています。声が美しいし、曲調も好みだなあ。歌ってる伊藤真澄さんのことを調べてみると、同じく気に入っていた「灰羽連盟」EDもこの方だったんですね。な〜るほど。

EDのアニメーションも美しいです。人類と妖精さんとの関わりを表しているかのように思えるし、女の子がバナナの皮で滑って宇宙に飛び出したのかと思ったら、実は女の子の瞳の中だったみたいな面白さもあって、曲にぴったりですよね。

ということで、次回も楽しみです。


「TARI TARI」 1話

ストーリー的にはこのアニメが今期いちばん楽しめそうな気はします。でも、あんまりベタにこられると苦手なんですよねー。何となく「◯咲くいろは」みたいな雰囲気も感じるので、途中で見るのやめちゃうかもしれません。

この手のアニメ、私はどうしても大人目線で見てしまうので、共感するにはもうひとつプラスアルファが必要なんです。ノスタルジックなアイテムとか、学生の頃に同じ部活をやっていたとか、ニッチな面白さみたいな。

ということで、様子見かな。


「夏雪ランデブー」 1話

とっかかりは悪くなかったです。原作は女性向けコミックのようですが、最近アニメであったのは高校生のお話が多かったので、ある意味新鮮な感じがします。

二人のすれ違いで話が進まないとか、ドロドロした急展開の連続を見せられるとがっかりですが、1話からはそういう雰囲気は感じられません。旦那さんの幽霊がどう絡んでくるのかなあ。

ということで、次回も楽しみです。


もやしもん リターンズ」 1話

1期は評判が良かったと聞いていましたが、ちょっと想像していたのと違ってました。けっこう明るい雰囲気なんだ(笑)。こちらも登場人物が大学生なのがなかなか新鮮な感じですね。

お話は無理なく楽しめそうです。最近のアニメは自分から面白いところを見つけるステップを踏まないと楽しめない作品が多いので、こういうアニメが1本あると助かったりします。

ということで、次回も楽しみです。


さて、現時点では、積極的に感想を書きたくなる新作アニメはないなあ。でもそれはそれで寂しいし・・・というか私は何のために感想なんぞ書いてるんでしょうね。

うーん、やっぱり寂しい。「人類は衰退しました」と「じょしらく」くらいは、もしかしたら書きだすかもしれません(笑)。

FX