面白かったです。アール、ヘックス、ふたりの思惑が交錯した結末は、まさかのアール退場でした。それだけでも十分にドラマチックですが、人物描写がすばらしくて、お話の厚みが増しています。
ココに対してふたりが抱いていた思いは、アールは情であり、ヘックスは私怨であったように私には見えてました。ところが、そんな思いより彼らを強く動かしていたのは、もっと大きな視点からの価値観であり大義であったというのがすばらしい。
逆にブックマンがオペレーション・アンダーシャフトを遂行する理由が、大義というより、ココに対する興味の方が強かったのではないかと思えてくるのも面白いです。
ところで、ヨナとココの関係について、アールが興味深い分析をしていましたけど、本当のところはどうなんでしょうね。アールを失ったココが、ヘックスへの報復としてB52爆撃機を送り込んだのを見ていると、空恐ろしい気がしてきますけど・・・。
次回も本当に楽しみです。