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深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

偽物語 11話 感想

これはこれで面白かったかな。少し薄味でしたが、月の輝く夜更けに短編小説を読んでるみたいな心地よさがあったと思います。少し疲れているんだけど寝るにはもったいない、なんて時にぴったりな作品だったかも。

しかしまあ、月火ちゃんの一件にも貝木が絡んでいましたか。全くもって最後の最後までやってくれます(笑)。でもそれは影縫も同じですよね。やりたい放題やっておいて、あっさりと引いちゃうところも貝木とソックリ。貝木と影縫、両極端だけど案外と似た者どうしなのかもしれません。

こんな二人と関わり合いになってしまった阿良々木くん、もうご愁傷様としか言いようがありませんね。でも思うんですけど、影縫がやってることって、過去に阿良々木くんが女の子たちにやってきたことと同じっちゃ同じような気がします。ただちょっと違うのは、阿良々木くんが助けられる方で、実は助けられたいなんてこれっぽっちも思っていなかったことでしょうか・・・うーん、ちょっとどころか全然違うか(笑)。

これから得るべき教訓は、偽物だ本物だと言い合っていたところで、立場や見方が変われば偽物が本物になったり、その反対もあるわけで「鳥はとっても巣鳥はとるな。」みたいに落とし所が大切っちゅーことですな。

最後にガハラさんの姿も見られたし、楽しめたアニメでした。

FX